命を削りながら毎日出社する生活には戻れません。
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在宅勤務中心の働き方をしています
僕が働いている会社では、働き方改革の一環として在宅勤務が取り入れられています。コロナも関係ありますが、日常生活が戻りつつある現在でも、毎日出社に戻そうという動きはありません。
一応、週2回の「出社義務」はありますが、そこまで厳密なものではないので、週1回しか出社しないこともあります。必要性に応じて出社した結果、月全体で平均すると出社:在宅=1:2くらいに収束する感じ。なので、週2回の「出社義務」を強く意識しないような働き方です。
また、1日の中で「出社+在宅勤務」というような働き方もできるんです。例えば、朝8時半に家を出て9時半に会社に到着。13時頃まで会社で作業をして、その後帰宅し、14時頃から在宅勤務にする。そして19時頃に終業、という感じ。こんな日も「出社」にカウントされます。
さらに、フルフレックスなのでコアタイムもなく、6時〜22時の間であれば、始業も終業も自分の好きな時間にできます。月の所定労働時間さえクリアすれば、1日の労働時間も自由。もちろん、会議などがあれば合わせますが、自分の都合に最大限合わせた働き方ができるのは、ストレスが少なくてとてもいいです。
——というような感じで働いているので、月のワーキングタイムのうち、ざっくりと7〜8割くらいは在宅勤務としているような状況です。まあ、基本的にパソコンが1台あれば完結するので、会社、自宅、カフェ、旅行先など、どこでも仕事ができてしまうが故の、自由な働き方なんです。
約1年間続けた結果、どう変化したか?
今の会社に転職したのは、2021年8月でした。そろそろ1年が経ちますが、ずっとこのような働き方をしてきました。その結果、出社することに意味を求めるようになりました。
実際、在宅勤務でもできる仕事を、敢えて出社してやる必要はないわけです。往復の通勤に使う2時間があれば、追加で仕事をしたり、ブログを書いたり、睡眠に当てたりすることができ、より充実した一日にすることができます。通勤時間なんて無駄の極みですからね。
すなわち、出社するということは、「無駄の極みである2時間をかけてまでやる価値のある仕事をしに行く」ということです。これが、僕が出社することに求める意味です。
だからといって、大層な目的があって出社しているわけではありません。会社にある機材を使って実験するとか、対面であることに意味のある濃いミーティングをやるとか、どうしても紙媒体でやらないといけない仕事をするとか、別に何でもいいんです。
重要なのは、思考停止することなく、目的を持って出社する。そうすると、メリハリを付けて仕事をすることができ、在宅勤務と出社のそれぞれのメリットを活かしながら、生産性を最大化させることができます。
在宅勤務は効率が悪い、なんてことはない
在宅勤務だと効率が悪いから出社に戻す。世の中の企業ではそんな動きが多いと、最近よくニュースで目にします。
みんな気づいていると思うけど、そんなことないよね。毎日出社すると、無駄に通勤時間がかるし、体力も消耗するしで、驚くほど命を削りながら働いていることが実感できます。もうそんなことが賞賛される時代ではないでしょう?
また、在宅勤務だと仕事をサボるかもしれないとの声もあるかもしれませんが、別にずっとひとりで黙々と作業しているわけではないじゃないですか(たまにはそういう日もあるかもしれないけれども)。
在宅勤務で働いている人ならよく分かると思いますが、絶えずチャットが飛んでくるし、Web会議だって定期的にあります。そうやって、着々と進めないといけない仕事は山ほどあるのに、サボっている時間なんてありません。個人的には、時間が足りなくて、自分がもう一人いたらいいのにな…と思ってしまうくらいです。
最大限効率化して、多くの価値を生み出そう
在宅勤務でも出社でも、自分が生み出す価値が同じであるのなら、勤務形態を使い分けて最大限効率化する方がいいに決まっています。そうして生まれた余裕の中で、プラスアルファの価値を生み出すことができるかもしれません。
その結果、生み出した価値が評価されてお給料が上がったり、趣味に費やす余暇が増えて人生が豊になったり。こうした好循環の中に自分を放り込むことができれば、楽しく暮らすことができるでしょう。