この買い物は失敗でした。
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SimplismのMagSafe対応カードウォレット
MagSafeを拡張する便利ツールはこれまで買ったことがなかったのですが、Simplismの「MagSafe対応カードウォレット」を湘南の蔦屋書店で偶然見かけてなんとなく購入してみました。
カードを最大3枚まで入れることができ、iPhone 12シリーズのMagSafeを使ってiPhoneの背面に貼り付けることができるカードウォレットです。
→ iPhone MagSafe対応カードウォレット | トリニティ(公式サイト)
マグネットシールドを搭載しており、MagSafeの磁力で磁気カードの記録が消えないようになっています。さらに、「iPhoneに装着したままカードの取り出しができる」「強力マグネット内蔵で簡単装着」と謳っており、便利そうだと思ってその場で購入しました。価格は2,970円(税込)でした。
しかし、これが間違いでした。
本体を見ていこう
買ってはいけない理由を述べる前に、軽く本体をご紹介。
表面は「合皮」と言っていいのかわからないほど、安っぽいビニールの質感です。でもまあたぶん合皮だと思います。また、カードを入れていないときに潰れないように、左右+下部の3辺には補強が入っています。
また、周囲を取り囲むように施されたステッチはフェイクではなく、ちゃんと糸で縫ってあります。
また、裏面にはスウェード加工が施されており、iPhoneが接しても傷がつかないようになっています。これは素直によい点ですね。
買ってはいけない理由
さて、ここからが本題です。買ってはいけない理由を2つ紹介しますが、いずれも「MagSafe対応カードウォレット」として致命的なものだと思いました。
真っ直ぐくっつかない
購入した帰宅したあと、どのような使用感であるのか試すために手持ちのiPhone 12 Pro Maxに装着してみました。すると、真っ直ぐくっつかないのです。
おかしいと思って少しずらしてみると、真ん中では磁石が反発して止まらず、反対側のずれた位置で止まりました。ちょっと意味が分からないのですが、MagSafeに対応しているのであれば真っ直ぐ止まるはずです。
つまり、このカードウォレットは「MagSafe対応」ではありません。この個体の不具合の可能性はありますが、そうだとしてもきちんと検品されていないので買ってはいけません。
謳い文句が嘘
上述のとおり、パッケージには「iPhoneに装着したままカードの取り出しができる」「強力マグネット内蔵で簡単装着」と謳われています。
実際にカードを入れてiPhoneに装着し、カードを取り出してみました。しかし、何度やっても「iPhoneに装着したままカードを取り出す」ことができません。どうがんばっても「カードを取り出す力 > 磁力」となってしまいます。磁力が弱すぎるんです。
すなわち、パッケージ記載の「iPhoneに装着したままカードの取り出しができる」「強力マグネット内蔵で簡単装着」は嘘です。製品のコンセプトを根本から覆す致命的な欠陥だと思います。
買ってはいけない
以上をまとめると、買ってはいけない理由は以下の2点。
- MagSafe非対応で、真っ直ぐくっつかない
- 謳い文句「iPhoneに装着したままカードの取り出しができる」「強力マグネット内蔵で簡単装着」が嘘
さらに、ビニール(合皮)の質感も安っぽいので余計におすすめしません。
買ってはいけないので、Amazonのリンクは貼りません。MagSafe対応のカードウォレットが欲しいのなら、高くても素直にApple純正品を買った方がよさそうです。