買ってみたら衝撃を受けました。
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DJI Osmo Pocketを購入しました
DJI Osmo Pocketを購入したのでレビューしておきましょう。「なぜ購入に至ったのか」という思考回路については以下の記事を。
→ DJI Osmo Pocketを買うという結論に至るまでの思考回路
付属品は必要最小限
梱包は下のような感じで、コンパクトな箱に入っていました。もう少し大きいと思っていたから驚きました。
付属品は必要最小限です。microSDカードは入っていないのでご注意を。
- Osmo Pocket本体
- ケース
- 充電ケーブル
- スマートフォン接続用のアダプタ(Lightning、USB Type-C)
- ストラップ
外観を見てみよう
まずは内側。ブラックアウトしているのはディスプレイ部分です。その下に拡張用の端子があり、さらにボタンが2つ並んでいます。
赤いのが録画ボタンで、右のボタンが電源とかカメラ位置の切り替えなどに使うものです。録画ボタンの上にあるのはインジケーターとマイク。
また、下半分(録画ボタンより下)はラバーのような滑り止め加工になっています。その他の部分はサラサラのプラスチックです。
左側面にはmicroSDカードスロットがあります。下の方の白くなっているところですね。
繰り返しになりますが、microSDカードは別売なので注意してください。僕はサムスンの128GBを買いました。
右側面には何もありません。
外側も何もなし。少し色が違いますが、こちらは滑り止め加工はされておらず、サラサラのプラスチックです。
そして、底面にはUSB Type-Cポートと2つ目のマイクがあります。これでインターフェイスは以上です。
専用ケースも付属
このようなガジェットとしては珍しく、専用ケースが付属しています。プラスチック製のハードケースで、内側はベロア加工がされています。全然安っぽくないし頼りになるケースだと思います。
固定するバンド部分はシリコン製で、スマホアダプタ(後述)と干渉しないように穴が開いています。
ケースの底面にも穴が開いていて——
——Osmo Pocket本体をケースに仕舞ったまま充電することができます。めちゃめちゃ考えられてる。
ストラップが付属していましたが、装着用の穴はOsmo Pocket本体には設けられておらず、ケースの上部にあります。首かけストラップを取り付けて持ち運んでもいいかも。
アダプタを使ってスマートフォンに接続
スマホ接続用のアダプタは、本体中央の端子部分にスライドさせて装着します。
本体側には電極が8極ありますが、スマホとの接続には4極しか使わないようです。LightningだけでなくUSB-C用のアダプタも同様。
接続すると下のような感じになります。使用しているのはiPhone XS Maxです。
スマートフォンは、撮影時のモニター画面としても使うことができます。Osmo Pocketはディスプレイが小さく、映像の左右がクロップして表示されるので、撮れている画を確認しながら撮影したいときにはスマホが必須です。
また、撮影した映像を転送することもできます(上の画面は映像一覧を表示しています)。スマートフォンを接続している場合でも映像はmicroSDカードに記録されますが、シームレスに連携することができて便利です。
Androidスマートフォンとの接続にはUSB-Cアダプタを使うといいでしょう。残念ながらmicroUSBアダプタは付属していないので、サードパーティー製ではありますが下のようなものを購入するといいかもしれません。
接続には「DJI Mimo」というアプリを使います。Osmo Pocket初回起動時のアクティベーションにも使用するので、このアプリのダウンロードは必須です。
つまり、microUSB端子のスマホしか持っていない場合は、上のようなアダプタを買わないとアクティベートできません。ご注意ください。
USB-Cアダプタが付いているということは、iPad Proと接続することもできます。
残念ながらアプリはiPad用に最適化されていませんが、撮影した映像の退避場所としてiPadを使うといいかもしれませんね。動画の編集もiPadで行っている人は、いきなりiPadに転送した方が便利かも。
期待以上にコンパクトなサイズ感
僕はGoPro HERO7 Blackも持っているので、サイズを比較してみましょう。正直、本体だけ見るとあまり変わらないです。
厚さも同じくらいです。
しかし、実際の使用においてはGoProより圧倒的にコンパクトです。なぜなら、GoProは本体だけでは持ちにくい形状をしているので、安定して撮影しようとすると下のような自撮り棒を使う必要があります。
このように「手持ちで撮影する」という同条件にすると、かなりサイズが違うと思います。おそるべしOsmo Pocket。
ただし、GoProと異なりOsmo Pocketは防水ではないので、大きさとのトレードオフかなと思っています。僕はどちらも持っているので用途によって使い分ける予定です。
これだけコンパクトだと、普段からスマホと一緒に持ち運んでも全く違和感がありません。接続もシームレスなので、まるでApple純正のiPhone用周辺機器みたい。
撮れる映像もすばらしい
なんといっても、このコンパクトさで「4K 60P」の動画を撮影できるというのが、個人的には大きなポイントです。当然ながらスタビライゼーションもすばらしく、「滑らかで高画素なブレの少ない映像」を撮影できる。これは買ってよかった。
最後に
Osmo Pocketのレビューは以上ですが、最後に言いたいのは「もっと早く買えばよかった」ということ。
せっかく撮影するのであればハイクオリティなものを残しておきたい。たとえば旅行とか、結婚式とか、その場での体験は一度きりなので、撮影した写真や映像に「思い出を補完する」という役割を果たしてもらうためには、その画質はとても重要だと思うのです。
この本体サイズで、これだけの映像が撮れるのは、驚異的といっても過言ではない。いやマジでびっくりしました。α7 IIIにジンバルを組み合わせることも検討したけれど、最適解はOsmo Pocketです。これは間違いありません。