思考回路を整理整頓。
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大きなカメラで動画を撮ることに気が引ける
僕はソニーのα7 IIIというカメラを使っています。今は主に写真を撮るという用途で使うことが多いですが、本当は動画も撮りたいと思いながら。
では、なぜα7 IIIで動画を撮ることを躊躇しているのか。
結論から言うと、このカメラは「重い」「でかい」「目立つ」の三拍子が揃っていて、気軽に動画を撮るということからかけ離れているからです。つまり、撮影するために数十秒間ずっとカメラを構えておくのは大変だし、「うわぁ、あの人なんか撮ってるよ」みたいな目でまじまじと見られるのが嫌なんです(これは僕のメンタルの問題)。
ただ、写真だと構えてシャッターを押すのはたったの数秒間だし、ファインダーを覗いているときは自分の世界に入り込むので、周りのことなんて気になりません。なのでこれまではα7 IIIで写真ばかり撮ってました。
でも、きれいな映像を手軽に撮りたい
とはいえ、やっぱり映像も撮りたいんですよ。
手軽に撮れるという意味ではiPhoneでもいいのですが、やはり手ぶれが気になります。薄い板を立てて持つことになるので構造上仕方のないことなんだけども、ブレるものはブレる。たとえその場ではブレることなく撮れたように思えても、大きなディスプレイで確認するとブレブレだったり。
僕はGoPro HERO7 Blackも持っているので、ブレのない映像はGoProでも撮れます。しかし、GoProの特徴である「広角」はメリットなのですが、同時にデメリットにもなり得ます。つまり、使っていると「画角が広すぎて使いづらいな」と思う場面が多々あるんです。
なので、自分の求めているものを棚卸ししてみると、
- コンパクトで持ち運びやすく
- 28mmくらいの普通の画角で
- ブレのない映像を撮れるカメラ
この3点であることに気づきます。——これらをすべて満たしているのって、Osmo Pocketじゃね?
GoProとの使い分けもできる気がする
日常においてGoProを使っていて思うのは、「どこかに固定して放置する」という撮影方法にすごく向いているということです。車のダッシュボードとか、飛行機の窓とか。こういう用途だと広角も活かせますからね。
それに対して、たとえば手持ちで使うときはGoProの画角が扱いづらく感じるようになってきました。映したくないところまで映ってしまうし、きちんと伝えたいものが歪んでしまうし。この部分をOsmo Pocketに置き換えてみようというのが、今回のチャレンジです。
こんな感じで、今のところ使い分けはできると思っています。GoProにもOsmo Pocketにもそれぞれの良さがあるので、いいところを掻い摘まんで使えばいいんじゃないかなと思っています。贅沢な使い方だ。
なら買いましょう
このようなことを悶々と考え続けるのが嫌になってきたので、買っちゃいました。使ってみて自分に向いていなかったら手放せばいいだけの話なのです。
「自分のもの」として使い込んでみないと分からない部分も多いと思うので、しばらくはOsmo Pocketで映像を撮ってみたいと思っています。