保険の意味を込めて取り付けておきたい。
この記事には広告が含まれています。
まもなく納車のCX-5
4月6日に契約したCX-5ですが、ちょうど2か月後の6月6日に納車されることになりました。
緊急事態宣言解除の足音が聞こえる今日このごろ、もし5月中に解除されるのなら願ってもみなかった最高のタイミングでの納車です。
CX-5の納車が6/6に決まりました。5月末で緊急事態宣言解除されるなら最高のタイミング。遠出しまくろ。
— Yusuke Miura, PhD / starnote* (@info_starnote) May 21, 2020
2か月間も遠出できない生活を続けていたら、行きたい場所リストがたくさん溜まっています。名古屋で味噌カツやひつまぶしを食べたいし、宇都宮の餃子は2月に行ったけどリベンジしたいし、軽井沢も草津温泉も四国も九州も行きたい。
だから緊急事態宣言が解除されて、遠出しても問題ないような空気が醸成されたら、このCX-5でいろんな場所に行きたいと思っています。
ドライブレコーダー、どうする?
ドライブレコーダーは、日常的に車に乗るという観点からは「別になくてもいいもの」なのですが、いざ何か事象が発生したときに威力を発揮してくれる「保険」のようなものだと思っています。
遠出するということはそれだけ多くの距離を走ることになるわけで、走れば走るほどよくわからない人たち(あおり運転をするような人)に遭遇する確率も上がります。また、CX-5ほど大きいクルマだと、駐車場に止めているときに当て逃げされるリスクも考えないといけない。
だから、今のご時世的に、新車を買うならドライブレコーダーは必須だと思っています。11年前に買ったキューブには付けていなかったけれど、400万円ほどするCX-5を今買うならならさすがに必要でしょう。
ドライブレコーダーを購入するとなると、「どのメーカーのもの」を、「どのお店で買うか」というのを考えないといけないわけで。それを今回検討してみたいと思います。
ちなみに、ディーラーの純正は値段が高かったので選びませんでした。担当の営業さんからも「うちのは高いのでオートバックスとかで買ってつけてもらった方が安いですよと言われる始末だったので。
どのような種類を買うか
ひとくちにドライブレコーダーと言っても、いろいろな種類の製品が発売されています。個人的に重視しているポイントは、以下の3点。
カメラの数
まず、カメラの数という観点からは、大きく4種類に分けられます。
- 前方だけを録画するもの —— フロントウィンドウのみにカメラを設置
- 前方+後方を録画するもの —— フロント+リアウィンドウにカメラを設置
- 360度を録画するもの —— フロントウィンドウに360度カメラを設置
- 360度+後方を録画するもの —— フロントウィンドウに360度カメラ、リアウィンドウに通常カメラを設置
以前は前方だけを録画するものしかありませんでしたが、いろいろな種類が出てきており、2020年現在で主流なのは「前方+後方を録画するもの」だと思います。
映像を記録する状況
さらに、映像を記録する状況にも、
- 走行中の映像のみを録画するもの
- 走行中+駐車中の映像をどちらも録画するもの
とあります。ドライブレコーダーを事故を起こしたときの証拠以外にも、駐車中の当て逃げやイタズラ対策にも使おうと思っているのなら、駐車中にも録画できるもの一択です。
LED信号機対策
動画を構成する要素のひとつとして「フレームレート(1秒間のコマ数)」というものがありますが、普段iPhoneやカメラで撮影している映像は、
- 24fps —— 1秒間に24コマ
- 30 fps —— 1秒間に30コマ
- 60 fps —— 1秒間に60コマ
という3種類がメジャーです。
しかしながら、このような映像の世界からは一般的なフォーマットでも、ドライブレコーダーからすると都合が悪いものがあります。それは「LED信号機」。
交流電源には50 Hzと60 Hzがあり、西日本では60 Hz、東日本では50 Hzとなっているのはご存じのとおり。つまり、道場にあるLED信号機は肉眼ではただ光っているように見えますが、西日本では1秒間に60回の速さで(東日本では1秒間に50回の速さで)点滅しています。
つまり、映像フレームのタイミングとLED信号機の高速点滅のタイミングが一致してしまえば、「何も光っていない黒い信号機」が映像として記録されることになります。
その対策として、気の利いたドライブレコーダーでは「27.5 fps」「28 fps」「29.1 fps」というように、映像の世界から見ると奇妙な設定となっています。
しかしながら、気の利いていないドライブレコーダーは30 fpsで記録するものもあるので、このようなものを選ばないようにすることが重要です。
以上の3点を注意して検討し、自分にとって必要なものを取捨選択すると、
- 前後2カメラで
- 走行中+駐車中の映像をどちらも録画してもらえて
- LED信号機対策がきっちり行われているもの
という感じになります。具体的な製品をピックアップしてみると、以下のようなものになります。
どのお店で買うか
さて、ここまでどのような種類のドライブレコーダーを買うべきか考えてきましたが、どこで買えばいいのかということも考えるべきポイントです。
- ディーラー
- カー用品店(オートバックスやイエローハットなど)
- Amazonやコストコ
ディーラー
ディーラー純正のドライブレコーダー(前後2カメラタイプ)は7万円超え(工賃込)だったので選びませんでした。
ディーラーでは市販のドライブレコーダーは販売されていないので、自分で本体を手配して、それを持ち込んで取り付けてもらうことになるはず。
確認はしていないですが、おそらく結構高い工賃を取られることになるだろうし、純正でない部品を取り付けてもらうのも少し気が引けます。
カー用品店(オートバックスやイエローハットなど)
当然ですが、カー用品店ではディーラー純正のドライブレコーダーは売られていなくて、上で具体例を3つ挙げたような市販のものが販売されています。
お店で購入してそのまま取り付けてもらうのが一般的で、「購入して手元に届いてどこかに取り付けの依頼をする」という面倒くさい手順を一気にスキップできます。
しかしながら、後述するAmazonやコストコで買うよりも価格が高いのが難点です。場合によっては製品自体に1万円ほどの差があることもあり、取り付けの面倒くささを加味しても安い方で買いたくなるぞ。
Amazonやコストコ
カー用品店よりも圧倒的に安く、あらゆるメーカーの製品を手に入れられるのが魅力です。ただし、取り付けは自分で手配することになります。
取り付けは、グーネットピットなどで街の車屋さんを検索して、よさげなお店にお願いすることになりそう。工賃は、前後2カメラタイプで2万円前後であることが多く、これはカー用品店と大差ありません。
自身で取り付けできれば工賃は無料なのですが、リアカメラのある前後2カメラタイプのドライブレコーダーはちょっと難易度が高く、チャレンジしてみようという気もなりません。(フロントウィンドウにある本体からリアまで配線を施さないといけない)
総合すると、ディーラー純正のドライブレコーダーを買うつもりはなくて、市販のものを購入してディーラーに取り付けもらうのも個人的にはなし。
なので、今迷っているのは以下の2つの選択肢。
- カー用品店で購入し、取り付けまでやってもらう
- Amazonやコストコで購入し、取り付けてもらえるお店を探して依頼する
僕のことなので、オートバックスに見に行ったついでに説明聞いて、その場で買って取り付けてもらう気がします。わざわざ取り付けてもらえるお店を探すのは面倒かも。
最後に
納車まであと2週間。優先順位としては、ドライブレコーダーよりもコーティングの方が先かなーと思っています。納車後にその足でKeePer LABOにコーティングに行き、ドライブレコーダーは遅くとも遠出をする前までには取り付けたいです。
大して欲していないものに数万円のお金をかけるのは気が引けますが、取り付けておくに越したことはない。だからスペックの高い高級品を買うのではなく、最低限がカバーできるような製品を選びたいと思います。