この3か月で掴んだもの。
この記事には広告が含まれています。
4年間の博士課程を終え、社会人になったのが2019年4月。
本日入社式。社会人になりました。 – starnote*
いつも適当にやってなんとなく結果を得ている人なので、「気合いを入れてがんばる」というのがあまり得意ではないのですが、早く戦力になるためには泥臭く歯を食いしばる必要があります。
と言っていましたが、適応能力が高いこと(だけ)が取り柄なので「泥臭く歯を食いしばる」ことまではしてないです。うま〜く馴染んでる気がする。
研修ばかりの眠い時期を乗り越え、仕事を振られても「何から手をつけたらいいのかわからない…」という時期も終わり。まだまだ経験したことのない仕事も数多くあるけれど、ある程度はひとりで進められるようになってきました。
最近は「新人にこんな面倒くさい案件振る?」というくらい大変なのもありますが、周りに優しい人が多くてサクッとサポートに入ってくれたり。人に恵まれてるな〜と思いますね。他の職場を知らないけれど、きっといい職場なんだろうな。
新人にそんなに振る?っていうくらい仕事がきてる?有能だから余裕だけど?
— みけめろ@starnote* (@info_starnote) May 24, 2019
1か月ほど前は自分のポンコツさにうんざりしていて、「僕に身につくのは文書を作るスキルだけだ」と割と悲観的に見ていましたが、どうやらそうではなさそうです。
自分の命を削ってお金に引き換える – starnote*
報酬の対象は「かけた時間」や「アウトプットした成果物」であるべきだということ。生気を吸い取られてヘトヘトになった分は、別に貰わないと割に合わない。
生気を吸い取られてヘトヘトになった分は、「医薬品開発の専門家になれる」という対価をもって精算できることが分かってきました。このスキル(と薬学博士)を持っていれば、現職を辞めてもいろんな会社からお声がかかりそう。まだ辞めないけどね。
このことに気づいてからは悲観的に見るのをやめました。ひとりで仕事を進められるようになってきたというのも相まって、割と楽しくなってきたかな。
ただ、現職では英語をあまり使わないので、せっかく論文執筆や国際学会で鍛えたのに退化していきそうです。なので、せめてキープできるような勉強をしないといけないな〜と思っています。まだ思ってるだけで何もしていないけども。
悲観的に見るのをやめたからといって現状に満足しているわけではありません。恵まれた環境にいるのは確かなんだけど、ずっと同じ組織にいたら自分の成長が鈍化する気がしていて、長くても3年かなと思ってます。
どのような方向性のキャリアを描くかはまだ考え中。医薬品開発に関する仕事に留まっていてもいいし、アカデミアのポストがあれば挑戦するのもいいし、これまでのバックグラウンドを活かしながら別の業界に行くのもいい。可能性は低いけど、ブログがもっとスケールしたらフリーになるという選択肢も?(たぶんない)
いずれにせよ、自分の嗅覚を信用してる(というか、それ以外には信用できるものはない)ので、楽しそうなことがたくさんありそうな方向に転がっていくだけです。