仕事とブログのバランスが取れない。
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1日でアウトプットできる量には上限がある。
仕事で作る文書や論文。それからブログ。最近の僕はこうして文章を書くことが多いけれど、最優先が仕事なのは当然で、ブログは二の次。趣味でブログを運営している者の宿命だ。
最近はハードワークを極めていて、仕事で1日のアウトプット量の上限を超えてしまうと、ブログの文章を出力している余裕なんてない。だから、「1日でアウトプットできる量には上限がある」という仮説を強く信じている。
脳がくたくたに疲れてしまって新たなクリエイティビティを発揮する余裕なんてないし、1日中キーボードを叩いていることもザラではないから手の甲が痛くなったりもする。どっちも一晩寝たら解消しているから決して重症ではないのだけれど、これらに起因してブログに対するモチベーションは大きく下がってしまう。
それなのに、ブログを書かないといけないという義務感だけは日に日に蓄積されていって、何とも言えないもどかしさとともに生きている。記事を書けていないから余計にそう感じるのかもしれない。
社会人になってもブログを続けることができると思っていたのは、ただただ仕事におけるアウトプットが少なかっただけなのではないか? 1日のアウトプットが上限に達していなかったから、それとなくこなしていただけであって、今にも崩壊しそうなモデルだったのかもしれない。
先日、「趣味のブログをどうやって仕事と両立するか?」みたいな記事の中で、アウトプットの上限に達さないように仕事を調節すればいいと書いた。
確かにそれができるなら今までもそうしてきたけれど、ここ最近の忙しさは異常で、毎日がアウトプットの上限にへばりついてしまっている。そうなると、休日でさえもブログに対するモチベーションは大きく下がり、かなり無理をして記事を書く日々が続いていた。果たしてこんな状態を続けて大丈夫なのだろうか?
▶ 趣味のブログをどうやって仕事と両立するか? 〜僕が考える5つのコツ〜
1日でアウトプットできる量には上限がある。
この仮説が正しいとすると、じゃあどうやってその有限なリソースを振り分けて生きるか。これがかなり重要になってくるはずだ。けれど、何を基準に考えたらいいんだ?
収入を基準に考えると、ブログと比較して仕事から得られる収入が圧倒的に多いから、全てのリソースを注ぎ込むつもりで仕事を優先し、もし余ったときにブログにも振り分けるのがいい。というか、今はそうやって暮らしているのだけれど、どうも腑に落ちないというか、自分の人生それでいいの?と感じる側面もある。
誤解のないように付け加えておくと、仕事が楽しくないということでは決してなく(もしそうならとっくに辞めている)、ブログと仕事を天秤にかけたときに、どっちが相対的にやりたいと感じるか。このような観点で考えたとき、僕の場合はブログの方がやりたいとなる。
だからこそ、やりたいことを基準に考えると、もっとブログに注ぎ込む時間を増やしたい。このブログは僕の〈思考と体験のアーカイブ〉であるからこそ、できるだけ丁寧に、どんな思考や体験の欠片もこぼれ落とさずに拾って記録していきたい。
でもそれは趣味一辺倒に生きることになってしまうから、宝くじが当たったりサイドFIREしたりしたらいいかもしれないけれど、継続的に稼ぐことを前提とした今の暮らしは大きく見直さなければならない。
そこまではしたくないんだよなあ。やっぱり分譲マンションは超快適だし自分の車も持っていたいし犬と一緒に暮らすのも楽しい。あれ、ただ欲深いだけの人に見えてきた。
まあそうだよね。いろんなことを両立するのは難しいし、守らないといけない家族がいるから何かを我慢しなきゃいけない。
ブログだって全く書けていないわけではないし、今こうして休日の夕方にコーヒーを片手にダイニングテーブルでMacBookのキーボードを叩くことが許されるくらいの余裕はあると。何だかこの文章を書いてるうちに妙に腹落ちしてしまった。
だから、今できることは、もう少し仕事が落ち着くのを期待しながら見守ることかな。そうなると、もう少しブログに向き合う時間もできるはず。
そして、「1日でアウトプットできる量には上限がある」ことを前提として、どうやってリソースを振り分けるか考えながら生きていくのがいい。
なんだか最近の自分が余裕を失っていたように思えたから、もっと俯瞰的・大局的に物事を捉えられるように努力してみよう。そうすると、平日でもブログを書く余裕が生まれるかもしれない。そうなってほしい。