九州にいるうちに、行けるところは行っておこう。
来年4月から東京に引っ越してしまう僕としては、九州で過ごすのもあと半年ほどになってしまいました。だから九州で過ごした記憶を、できるだけブログに書いていこうと思っています。
それは自分のためでもあり、読者の皆さんに記事をお届けするためでもあり、検索で辿り着いてくれた方のためでもある。自分の書きたいことを書いて、それが誰かの役に立つのであれば、これほど嬉しいことはありません。
ということで、今回は福岡に行ってきました。
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白金茶房でパンケーキランチ
まず最初に訪れたのは、おしゃれなパンケーキ屋さんとして有名な「白金茶房(しろがねさぼう)」。閑静な住宅地の一角に静かに佇むそのお店は、気づかずに通り過ぎてしまいそうです。
人気店なので、待たずに入りたければ予約が必須です。残念ながら予約していなかったのでお店の外で待つことに。空き次第ご案内しますとのことでした。
とはいえ、前に待っていたのは1組だけだったので、15分ほどでスムーズに案内してもらえました。
お店の中には本がたくさんあり、自由に読むことができます。
注文したのは「クラシックブランチ」1,200円。まず最初にベジクイーンサラダが運ばれてきました。お皿の直径は30cmほど。かなりのボリュームです。
サラダを食べ終わる頃にパンケーキとコーヒーが運ばれてきます。おお、おしゃれだ…!
このコーヒーは「満月のコーヒー」とよばれているもので、長崎県島原市の雲仙山系の水を使ってドリップしているらしいです。深煎り、中煎り、浅煎りから選べます。
ちなみに、使っている島原の水とはこんな感じです。日本の名水100選にも選ばれていて、すごくきれいなんです。
パンケーキもコーヒーも、たいへん美味しかったです。
白金茶房
ドライブしよう
このあとは天神で買い物してもよかったのですが、天気がよかったのでドライブすることにしました。志賀島(しかのしま)方面に車を走らせます。
志賀島とは「海の中道」という砂州で本土とつながった島です。つまりこんなところを通ります。
金印公園に辿り着いた
志賀島は、「漢委奴国王(かんのわのなのこくこう)」の金印が見つかった場所とされています。歴史の授業で習ったね。なつかしい。
その金印が出土したと推定されている場所が公園として整備されています。
大きな碑が建っています。
階段を上って写真を撮っている僕。
撮ったのはこちらです。正面の島は「能古島(のこのしま)」。
すぐそばは博多港から出る船の航路になっているようです。
ジェットスキーやってる!楽しそう!
結構新しい公園ですね。最近整備されたのかな?
公園の最上部には金印のレプリカが飾ってあります。本物は福岡市博物館にあります。
1.5cm四方くらいの大きさでした。もっと大きいと思ってたけど、意外と小さかった。
印影はこんな感じみたい。
天気がいいと写真撮るの楽しいですね!
パノラマにしました。
金印公園
おやつの時間
そうこうしているうちに、時刻は午後3時。小腹が空いてくる頃です。
金印公園を出発して海沿いに車を走らせていると「茶」の文字が。
ここは「休暇村 志賀島」という施設。海辺にはプールもありました。
その休暇村のカフェテリア「あいらん堂」でかき氷をいただきました。めっちゃ多い!と思ったけど、もとはほとんど水なので、すんなり入りました。
裏にはビーチもありました。向こうは外海なので波が高かったです。
日差しが強く、立ってるだけでもエネルギーが吸い取られていきます。
そんな中、結婚式の写真を撮影している方々が!
甘味処 あいらん堂
志賀島の頂上へ
志賀島の頂上は「潮見公園」として整備されています。せっかくなので、頂上からの景色も眺めておこう。
なんだか古い団地みたいな階段がついた展望台です。
来たときよりも美しく。
通ってきた方角。手前の砂州の部分が「海の中道」とよばれています。
福岡市の姪浜(めいのはま)方面。ヤフオク!ドームも見えますね。
さっき正面に見えた能古島だ!
これら3枚をパノラマでどうぞ。
外海側はこんな感じです(ボケてる…)。
鍵をかけると結ばれる?
狩りをしている猫に遭遇しました。
ご飯にありつけたみたい。
福岡は中心部に空港があるので、飛行機が低高度で飛んでいます。
潮見公園
潮見公園|【公式】九州の今
下道で長崎へ
ついでに写真を撮りたかったので、帰りは心が折れるまで下道で帰ることにしました。福岡と佐賀の間には「三瀬峠」「坂本峠」という2つのルートがあって、どちらもトンネルを通って往来できるんです。
今回は坂本峠に掘られた東脊振トンネルをチョイスしましたが、そこを通る時間帯がちょうど夕暮れに。
トンネルを越えた先にある「道の駅 吉野ヶ里」からの景色も最高でした。
1日の終わり
日も暮れて心も折れてきたので、この先は高速に乗って帰ることにしました。
最後の1枚は、佐賀市内で信号待ちをしているときの撮ったものを。暗くなっていく空と、家路を急いでいる(であろう)学生が、まるで1日の終わりを告げているよう。
また明日からは日常がはじまる。今日補充したエネルギーでもって、この1週間も乗り越えていこう。
記憶に残る休日を、まだそれが新しいうちに、ブログに記録していくというのも、いい人生の過ごし方だと最近では思っています。
確かに人の記憶は頼りないものかもしれないけれど、思い出すきっかけがあれば溢れ出てくる。ここに記した写真や文章が、そのときに感じた気持ちを思い出すトリガーとなってくれる。きっとそう。
だからこうして、未来の自分に向けて、おみやげを持って行くようなイメージで——。