今年のお盆は穏やかに。
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さて、今年のお盆はどこかに遠出することもなく、家でのんびり過ごしていました。
夏休みは自分の好きなタイミングで取れるので、お盆休みといってもカレンダーどおりの金土日。長野(妻の実家)への帰省は前週の土日に、長崎への帰省は9月に予定しているので、帰省ラッシュに巻き込まれることもなく、穏やかなお盆を過ごしていました。
お盆だからといって、僕の実家では特に何をするでもないのですが、妻の実家では天ぷらを揚げてみんなで食べることにしているそうで。それ楽しそう!ということで、うちでもやることにしたんです。
実は、天ぷら自体はトライアル的に6月にもやったんだけど、先日長野に帰省したときに、今が旬で甘いとうもろこしを手に入れたのでした。3本買って、1本はレンチンしてそのままかぶりつく、1本はバター炒め、さらにもう1本を天ぷらにしようという魂胆です。わくわく。
天ぷらにしたのは、とうもろこしに加えて、カニカマ、ちくわ、椎茸、舞茸、ピーマン、なす、とり天です。ちゃんと打ち粉までして丁寧に準備してくれた妻には感謝しかない。僕は写真を撮って食べて後片付けをしただけ…
準備が整ったので揚げていきます。一部は揚げた直後にサクサクのまま食べてしまおうという計画で、そんなの美味しいに決まってるじゃん。どれから揚げるか迷ったけれど、まずはカニカマからいきました。
揚げたてを食べてみると、サクッとした衣の食感と、温かくふんわりとしたカニカマの優しい味が口の中に広がりました。それは予想以上で、衣をつけて揚げただけなのにこんなに美味しいんだ!と感動さえ覚えます。
そこからさらに、ちくわ、椎茸、舞茸、ピーマン、なす、とり天と揚げていき、全部揚げたてを味見しました。家の中で居ながらにしてこんな幸せな時間を過ごすことができるんだと、しみじみしちゃっていました。
最後は、本日のメインとも言うべき「とうもろこし天」です。ただでさえ甘いとうもろこしを天ぷらにしたら、どんなに美味しくなるんだろうか。わくわくが止まりません。
わくわくしすぎて、揚げたてのとうもろこし天を写真に収めるのを忘れたけれど、実際に味見してみると、優しい甘さが口の中に広がります。これは美味い。幸せだ。何個でもいけそう。
ちなみに犬はというと、天ぷらを揚げている間は危険なので、キッチンを立入禁止にしておきました。
するとこの有様で、2人で楽しそうに天ぷらパーティーを開催しているものだから、もう完全に拗ねまくってますね。後で遊んであげるから待っててね。
さて、盛り付けまで完璧にやっていただきました。お野菜が彩り豊かでいい感じです。
こちらはとり天ととうもろこし天。
改めて食卓に座って食べてみると、どの天ぷらも素材の味が生きていてとても美味しかった。
子どもの頃からちくわ天が大好きなんだけど(近所にあったお惣菜屋さんのちくわ天がとても美味しかったんです)、自宅で揚げたものも格別。なんで揚げただけなのにこんなに美味しいのか。謎だ。
もちろん、椎茸も舞茸もピーマンもナスも全部美味しい。しっかりと下味がついてニンニクがきいたとり天も格別です。本当に美味しかった。
そして、この量を一度に食べられなかったので、残りは翌日に天丼にしました。それももはや当然のように美味しくて、2日間にわたって楽しむことができました。天ぷら恐るべし。
という感じで、お盆休みに天ぷらを揚げたところ、とても幸せな休日を過ごすことができた、という話でした。
どこかに出かけて非日常を味わうのも楽しいけれども、こうして自宅の中で普段と違うことをするのもまた楽しい。そんな当たり前なことに改めて気づかされたお盆休みでした。