偶然表示されていた写真を見て、思い出を語り合う。
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なぜ今、Nest Hubなの?
2019年6月に発売されたGoogle Nest Hub。
発売当時も購入するか迷っていましたが、ディスプレイのあるスマートスピーカーの使い道がよくわかっていませんでした。Google Home(スピーカーだけのやつ)はずっと使っていたのに、Nest Hubは購入しないまま1年が経過し、その存在すら忘れかけていたほどです。
撮影した写真を活用したい
以前からα7 IIIで写真をたくさん撮っていました。
そのうえ、最近は新しいカメラ(X-T200)を購入し、出かけるたびに写真を撮っているので、その枚数は増えるばかりです。
だから、撮りっぱなしで放置するわけではなく、ちゃんと活用したい。活用とは「ブログで使う」「SNSにアップする」だけでなく、「家の中の目に付く場所に飾って思い出を引き出す」ということも含まれていて。
そんな経緯で、デジタルフォトフレームが欲しくなってきました。
しかしながら、従来型のデジタルフォトフレームはわざわざSDカードに写真を保存しないといけないし、定期的な(手動での)更新も必要です。
その手間を回避するためにiPadを使うという手もありますが、ディスプレイを常時オンにして部屋の片隅に放置しておくのも違う気がします。
さらに、本体が大きくても置く場所に困るし、部屋のインテリアにあるようなデザインであることも望ましい…
と、ここまでの思考を整理してみると、僕が探していた「デジタルフォトフレームの条件」とは、
- ふとした瞬間に目に入って思い出を引き出させてくれる
- 最小限の手間で最新の写真を表示できる
- 常時ディスプレイオンで問題ない
- 場所をとらない
- 部屋のインテリアになじむデザイン
この5つであることがわかりました。
Google Nest Hubはデジタルフォトフレームの最適解
以上のように、思考を突き詰めて導き出した「僕にとってのデジタルフォトフレームの条件」。それを満たす最適解って、実はGoogle Nest Hubなんじゃないか、ということを着想しました。
なぜなら——
- リビングに置いていたGoogle Homeを置き換えることで、ソファの隣という一等地に置くことができる
- Googleフォトに写真をアップロードするだけで、写りのいい写真を自動的に判別し、スライドショーを流してくれる
- 常時ディスプレイオンであることを前提とした製品である
- 幅18cmほどのコンパクトサイズ
- 部屋の雰囲気を邪魔しない、優しいデザイン
というように、5つの条件を全て満たすのです。これがわかった瞬間、いてもたってもいられず、ビックカメラに買いに走りました。
Googleフォトのハイライトを自動表示する設定
さて、Google Nest Hubがデジタルフォトフレームの最適解であることがわかったところで、僕がどのように設定しているのか共有してきましょう。
Googleフォトに写真がアップロードされていることを前提とすれば、「Google Homeアプリ」から以下のように設定するだけです。
- 表示する写真のソースをGoogleフォトに
- アルバムを「最近のハイライト」に —— こうすることで、いい感じの写真を自動で表示してくれます
- スライドショーの速度を30秒に —— お好みに応じて設定していただければ
このように設定するだけで、「最近撮影した」「Googleフォト内の」「いい感じの写真」を30秒ごとに切り替えて表示してくれます。もちろん、Googleフォトに新しい写真を追加すれば、それも表示対象になります。
これこそが、僕がやりたかったことです。
Google Nest Hubで作るスマートライフ
今回は、Google Nest Hubをデジタルフォトフレームとして使うことに重点を置きましたが、Googleアシスタントを内蔵しているので、スマートスピーカーとしての実力も申し分ありません。
これまで使っていたGoogle Home(スピーカーのみ)の機能は全て網羅していますが、それにディスプレイでの描画も加わることで、プラスアルファの価値も提供してくれてます。
以上のように、「リッチなスマートスピーカー」と「待機時のデジタルフォトフレーム機能」が合わさることで、日常生活をより充実させることができます。
偶然表示されていた写真を見て思い出を語り合う生活、悪くないですよ。