Macを買ったら誰もが一度は悩むこと。
それは「AppleCare Protection Plan」を買うかどうか、ではないだろうか。
Mac本体を購入後1年以内に登録すればいいので考える時間はたっぷりあるのだが、価格が高いのがネックになってしまう。
しかも「保証」という目に見えないものにお金を払うのは躊躇してしまうというのもあるかもしれない。
でも学割で結構安くできるなら?
つけておいてもいいかなと思うかもしれない。
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AppleCare Protection Plan for Macとは?
詳しくは上のAppleのサイトを参照してほしいが、要するにMacの保証延長サービスだ。
登録することでMacの保証期間が1年間から3年間に延長され、電話サポートも同様に90日から3年間に延長される。
そもそもMacにApple Careって必要?
もともと僕はMacにはAppleCareはいらないんじゃないかと思っていた。
壊れたらその時はその時だ。
壊れてから考えればいい。
そもそもあんまり壊れないんじゃないか。ってね。
しかし酷使したデバイスのバッテリーの劣化はあまりにも速く進んでしまうということに最近気づいたのだ。
僕の経験で申し訳ないが、以前使っていたMacBook (13-inch, Aluminum, Late 2008) やiPhone 5、最近ではXperia Z3はバッテリーが膨張してしまった。
Xperiaに至ってはバッテリーの膨張に気づかずお風呂で使ってしまって水没させる始末だ。
このような経緯から最近では保証/補償サービスには入っていた方がいいと強く感じている。
バッテリーの交換が無料でできる
このように(僕の経験では)バッテリー絡みの故障が多い。
Macの保証対象外のバッテリー交換料金は14,800円〜22,800円とかなり高額。
そんなときAppleCareに加入していると、バッテリーの性能が設計の80%になっていると認められた場合無料で交換してもらえる。
購入後1年の僕のMacBookはすでに85%まで低下しており、そんなに高いハードルではないことが分かると思う。
特に最近のMacはユーザーがバッテリーにアクセスできない仕様になっているし、最新の12インチMacBookに至ってはiPhoneと同じように接着剤で固定されてしまっているから厄介だ。
自分で互換品に交換するのも大変だから尚更加入しておいた方がいい。
もちろんバッテリー以外の保証もしてもらえるし、Macの操作に困ったときの電話サポートもついてくる。
将来のバッテリー交換費用だと思えばそんなに高い気はしないんじゃない?
ただし注意事項は、Macの場合はAppleCare+ではないので通常の1年保証が延長されるだけだってこと。
つまりユーザーの過失が認められた場合は保証の適応外になる。
iPhoneのようにその場で新品に交換してもらえる訳ではないという点は注意だ。
学割で20%OFF!
そんなAppleCareだが、学割を適用させるとかなりお安くすることができる。
以下の表を見て欲しい。価格はすべて税抜だ。
モデル | AppleCare | バッテリー交換価格 | ||
---|---|---|---|---|
通常価格 | 学割価格 | 割引率 | ||
MacBook Air | 23,800円 | 18,800円 | 21% | 14,800円 |
MacBook 12″ MacBook Pro Retina 13″ | 23,800円 | 18,800円 | 21% | 22,800円 |
MacBook Pro Retina 15″ | 32,800円 | 26,800円 | 18% | 22,800円 |
Mac mini | 10,800円 | 8,600円 | 20% | – |
iMac | 20,800円 | 16,800円 | 19% | – |
Mac Pro | 23,800円 | 18,800円 | 21% | – |
13インチMacBook Pro Retinaや最新の12インチMacBookの場合、AppleCareに学割を適用させるとバッテリー交換料金よりも安いという逆転現象が起きてしまう(それぞれ18,800円、22,800円)。
MacBook Airや15インチMacBook Pro Retinaではバッテリ交換料金に比べて+4,000円だが、3年間の延長保証があることを考慮すると個人的には十分アリだと思う。
※ 追記:バッテリー交換しました!
→ MacBookのバッテリーが交換されて返ってきました。Appleは超特急で修理してくれるっていう話は本当だった! – starnote*
一方、Macデスクトップはバッテリーがない分MacBookシリーズよりも安価に設定されているので、延長保証の必要性と価格を天秤にかけてほしい。
本体価格の高いiMacやMac Proは加入しておいた方がいいかもしれない。
まとめ
一見高いように思われるMacBookシリーズ向けのAppleCareだが、バッテリー交換費用を加味すると意外と高くないということが分かって頂けただろうか。
実際僕はつい先日加入したので、購入方法や登録の仕方についてはまた後日解説したいと思う。
2016年5月12日 22:15 追記
続きを書きました。