好きなものは好きなんですよ。
この記事には広告が含まれています。
購入した理由は、単純に「ワクワクするから」
先日、Apple M1チップを搭載したMacが発表されました。
発表された時点では「得体の知れないモノ」でしかなく、今までのIntel Macと比べてどのようなアドバンテージがあるのか分からなかったし、発表されてもニュースをチェックするくらいで、買おうという気にはなりませんでした。
しかしながら、昨日(11月12日)になって、Apple M1チップを搭載したMacBook Airのベンチマークスコアが判明し、Mac Proに迫る性能を発揮しているのを見ると、大きな可能性を秘めたマシンなのではないかと思い始めました。全く気にも留めていなかったのに、急にワクワクしてくるこの感じ、久々に味わった。
となると、どこからともなく好奇心が湧いてきて、試してみないと気が済まなくなってくる。そして、次の瞬間には購入している、という衝動買いをキメていました。こんなの何年ぶりだろう(10年前のiPhone 4以来かもしれない)。
——という感じなので、なぜ購入したのか問われても、ただ単純に「ワクワクするから」としか答えようがありません。自分の思考もまだごちゃごちゃのままなので、この記事を通して、
- なぜワクワクするのか
- どのように使おうと思っているのか
- 僕が購入したモデルの詳細
このあたりを整理したいと思います。
久しぶりにワクワクするMac
はっきりとした理由は分からないけれど、確実に言えるのは、僕はやっぱりMacが好きなんだということ。それは「Mac vs Windows」「Mac vs iPad」のどちらの比較においても、僕の中ではMacの方が勝ってしまう、ということです。好きなんだから当然。
ブログ執筆も、RAW画像の現像も、Photoshopでの画像編集も、たまにやる動画編集も。いちばん効率よく、かつ快適にこなせるのは、WindowsやiPadでは(もちろんiPhoneでも)なく、Macなのです。
iPad ProとSmart Keyboardを組み合わせて記事を作ることもありますが、Macを使っているときと比べると、作業スピードが半分〜2/3くらいになってしまうのです。そうすると、うまく進められないことにイライラして気が散ってしまい、面倒になって途中でやめてしまう。あとでMacでやればいいやって。
そうなるくらいなら、外で作業したいときは、最初からMacを持ち歩けばいい。なので、僕がMacBookを選ぶときは、可搬性を重視します。とはいえ、性能が劣っているとフラストレーションが溜まる事案が発生しそうなので、ある程度バランスを取って、13インチMacBook Proを使っています。
そのMacBookに、とんでもない性能を低価格で実現するモデルが現れたと言われると、飛びつかざるを得ません。
→ Appleシリコン版MacBook Air、速度は最上位16インチMacBook Pro超え?ベンチスコアが発見 – Engadget 日本版
作業効率が上がることで、自分のやる気も湧いてくるかもしれない。そうすると、自分のクリエイティビティが刺激され、ブログ記事も、動画もたくさん生み出せるしかもしれない。そんな可能性を秘めたマシンが10万円ちょっとで手に入るのであれば、飛びついてみる価値はあるだろうと。
そう思って、迷わず購入した次第です。
どのように使おうと思っているか
現在、僕が使っているMacは
この2台です。
メインマシンとなるiMacは今年に入ってから購入したので、性能に全く不満はありません。むしろ、スペックを盛りすぎて少々持て余しているくらい。一方、MacBook Proは購入から3年半ほどが経過しており、そろそろ買い替えてもいい時期だなと思っていたところ。
このMacBook Proを購入したときはまだ大学院生で、研究室でメインマシンとして使っており、僕の中で重要な位置を占めていたマシンでした。しかし、今は社会人となり、仕事で自分のマシンを使うこともなくなってしまいました。
そのため、現時点の僕がラップトップに求めるのは「可搬性」だけでしかなく、少々重たいMacBook Proを持っている理由って何だろうな、と思っていました。
このような状況の中、可搬性の高いMacBook Air (M1)を購入したので、MacBook Proの置き換えを狙っています。
研究に使わなくなった今、僕のMacBook Proの使い道としては以下のような感じです。まずはこの役割をMacBook Air (M1)に与えたいと思います。
- 外でブログを書いたり写真を編集したりする場面
- 自宅のソファでくつろぎながら作業するとき
- 実家に帰っているときの作業
Apple Siliconという未知のものなので、実際に使ってみないと判断できない部分が多いですが、互換性などが問題なさそうならMacBook Proは手放してもいいと思っているところです。
また、ベンチマークスコア的には、今使っているiMacにも迫るスペックがありそうなので、MacBook Air (M1)に一本化することも視野に入れています。
Single Core | Multi-Core | |
---|---|---|
iMac (27-inch Retina Early 2019) Intel Core i9-9900K @ 3.6 GHz (8 cores) | 1234 | 8275 |
MacBook Pro (13-inch Late 2016) Intel Core i7-6567U @ 3.3 GHz (2 cores) | 751 | 1754 |
MacBook Air (Late 2020) Apple M1 @ 3.2 GHz (8 cores) | 1691 | 7055 |
MacBook Air (M1)の性能が圧倒的すぎて笑ってしまいますね。可搬性も性能も高いなんて、革命的だと思います。今まで使っていたMacBook Proは何だったんだ…!
僕が購入したモデル
と、ここまでMacBook Air (M1)を購入した理由をつらつらと書いてきましたが、具体的にどのモデルを購入したのか。
結論から言うと、MacBook Airの上位モデルをカスタマイズなしで購入しました。
8コアCPUと8コアGPUを搭載したApple M1チップ 512GBストレージ |
8コアCPU、8コアGPU、16コアNeural Engineを搭載したApple M1チップ 8GBユニファイドメモリ 512GB SSDストレージ True Toneを採用したRetinaディスプレイ Magic Keyboard Touch ID 感圧タッチトラックパッド Thunderbolt / USB 4ポート x 2 |
メモリとストレージはカスタマイズできましたが、しませんでした。ストレージは512GBで事足りるのですが、メモリについては敢えてそのままのスペックで、M1チップの実力を試して見ようじゃないかと。
iOS(iPadOS)にはそこまで大きなメモリを必要としないと言われています。今回のApple M1チップはiOS系で使われてきたと同じ系統のものなので、Macになってもメモリを大量に消費しないのではないか、あるいは、大量に消費するとしてもうまくやりくりできるのではないかと思っています。
また、色はシルバーを選択。これまでは、MacBook Proをはじめとして、iPhoneもiPadも全部スペースグレイで揃えていました。しかし、今年のiPhone 12 Pro Maxはシルバーを選択したので、合わせてみました。
ひとつ言いたいことがあるとすれば、「なぜAirで出したのか」ということ。MacBook Air (M1)にとって、Apple M1チップの搭載と、それに伴うファンレス化が大きなトピックです。
ファンレスのMacといえば、2015年に出た12インチMacBookがあったはずです。僕も一時期使っていましたが、その携帯性は素晴らしいものがありました。せっかくM1チップで高性能のままファンレス化できるのに、どうしてMacBook Airの筐体を使ったのでしょうか。
何が言いたいかと言うと、「12インチのMacBookを早く復活させてくれ!」ということです。以前のCore M系ではなく、Apple Siliconの性能でもう一度使いたいのです。
届くのが楽しみ
いずれにせよ、ここまでワクワクするのは久しぶりなので、届くのがとてもとても楽しみです。圧倒的な性能を見せつけられるのも楽しみだし、たとえ期待外れだったとしても「初物の不安定さ」を楽しめるはず。
来週には届くはずなので、またレビューしますね。