犬も満足そうです。
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ついに買ってしまいました、高級車。犬用なんですけどね。
犬用カートは高いやつがいい
さて、犬を連れてお出かけするときは、いつもカートに乗ってもらっています。
ずっと歩かせると犬も大変だし、ずっとリードを引く人間も大変なんです。そして疲れ果てた犬が抱っこをせがんでくるのも目に見えているという…
そのため、これまではAmazonで見つけた適当な犬用カートを使っていました。たぶん中国メーカーのやつです。
ただ、実際に使ってみるとタイヤの滑りが全然よくなくて、最初から選択をミスったような気はしてた。騙し騙し1年くらい使ったのですが、そろそろ限界を感じ始めていました。
そんなとき、たまたまペットショップにあったAIRBUGGYのカートを何の気なしに押してみたんですよ。すると、タイヤの滑りに天と地の差があることを知ってしまったんです。
もうその場で買い替えることを決心したよね。とはいえ、AIRBUGGYにもいくつかの種類の犬用カートがあるし、他のメーカの商品もあります。検討したこともなかったので一度持ち帰ることに。
AIRBUGGY DOME3
ベビーカーを作っているブランド「AIRBUGGY(エアバギー)」。値は張りますが、安心の日本メーカーでそのクオリティには定評があります。
そのAIRBUGGYがベビーカーのフレーム構造を流用する形で犬用カートも作っているのです。その最新シリーズが「AIRBUGGY DOME3」というもの。
その中でも、通常モデルの「AIRBUGGY DOME3」、プレミアムモデルの「AIRBUGGY DOME3 Premier」という2ラインが展開されています。どちらもベースは同じで、ハンドルの形状やタイヤの種類などに差があります。
さらに、それぞれにサイズの違いが2種類あって——と、ちょっと分かりにくくなってきたので分類するとこんな感じ。
- AIRBUGGY DOME3
- Regularサイズ
- Largeサイズ
- AIRBUGGY DOME3 Premier
- Regularサイズ
- Largeサイズ
僕がペットショップで押したのはどちらのラインだったか忘れてしまいましたが、いずれにせよAIRBUGGY DOME3シリーズが欲しい。
カラーバリエーションも含め、どれを買うか考えたのですが……
これにしました。
AIRBUGGY DOME3 Premier “Grey Tweed” という限定モデル。2023年秋発売の季節限定モデルで、この記事を書いている時点ですでにラインナップから落ちていますが、僕が購入したとき(2024年6月上旬)はまだ公式ページが残っていました。
ただ、公式ショップでは売り切れてしまっていたので、まだ在庫のあったイオン系列のペテモオンラインストアから購入。数日後に送られてきました。
ベビーカーに変身できる
限定モデルなので少し値が張って8万円くらいしたのですが、それでも買おうと思えたのはベビーカーに変身させることができるからです。
ベビーカー用のパーツ(シート・キャノピー・フロントバーなど)を3万円ほどで購入すれば、フレーム部分をそのまま活用することができます。
これなら今後子どもが生まれたときにも使えるし、先行投資として買ってもいいかなと思いました。子どもも質の高いベビーカーで過ごしてもらえるし、子どもが使わなくなったらまた犬に使ってもらうと。
▶ LIFEBUGGY 一生のいつかどこかで、あなたに寄り添うバギー – AIRBUGGY
組み立てていく
そして、届いたのがこれ。めちゃめちゃ大きな段ボールで来ました。この時点で車のラゲッジルームに入るのか不安になってました。
箱から出すとこんな感じで、フレーム部分とコット部分が分かれて入っていました。同梱物はフレーム、後輪2つ、アダプター、コット、取説などです。前輪は最初から装着されていました。
フレーム部分はベビーカーと共通の部品で、そこにアダプターと呼ばれる棒状の部品を横向きに2つ装着してコットの土台を作ります。その上にコットを取り付けたら完成です。
- ビニール袋から出す
- 緩衝材を外す
- 後輪を取り付ける
- アダプターを取り付ける
- コットを取り付ける
組み立て自体は全然難しくなくて、僕1人でできました。
ただ、全体的にめちゃ重いんですよ。フレーム部分で8kg、コット部分で4kgもあるので、合計12kgのセットアップです。
公式サイトのサイズ表をお借りするとこんな具合。実物を見ると、想像していたより一回りほど大きかったです。
車に載るのか?
そして、実際に心配していた「車のラゲッジルームに入るのか?」という話。結論から言うと、うちのCX-60にはギリギリ入りました。
フレームは折り畳んでそのまま押し込み、その横にコットを置いた感じ。
コットの蓋の部分は取り外すこともできますが、毎回取り付けたり外したり大変なのでそのままです。これでトノカバーにもギリギリ干渉しないようにできました。
AIRBUGGYの公式情報だと、この向きにフレームを押し込むと奥行が82cm必要な計算なのですが、実際は荷室長97.5cmのCX-60でギリギリ。たぶん後席の背もたれが斜めになっているから、AIRBUGGYのタイヤと干渉して奥まで入らないのだと思います。
あと5cmフレームが長かったら、たぶんバックドアは閉まらなかったと思います。危なかった。
と思うと同時に、調べてみると皆さん車に積み込むのには結構苦労されているようですね。タイヤを外してセダンのトランクに詰め込んだり、コンパクトカーの小さなラゲッジルームに立てかけたり…
乗り心地は、たぶん好評
さすがのAIRBUGGYという感じで、足回りがしっかり作ってあるんですよ。
タイヤは十分に空気が入ったものだし、サスペンションもしっかり効いていて、Premierモデルは未舗装路でも走りやすいオフロードタイヤ。これで乗り心地が悪くないわけないですよね。
実際、本人もとても楽しそうに乗ってくれています。先日の軽井沢旅行に持って行きましたが、何一つ不自由することなくとても快適だったと言ってます。たぶん。
AIRBUGGY、いいよ
という感じで、AIRBUGGY買ってよかったです。
2万円→8万円にグレードアップしたので、人間だと200万円の軽自動車から800万円のレクサスに乗り換えたような感じかな。高級車を買ってもらえて幸せな犬だ。
もちろん犬も乗り心地いいはずですが、押している人間もすごく楽になりました。軽い力ですーっと進んでいくし、何かあったら手元にブレーキもあるので安心。そして、ちょっとした段差も楽に越えることができます。
これは本当に買ってよかった。犬を連れたお出かけがより一層楽しくなりました。AIRBUGGY、おすすめです。