初めてだからいろいろ試してみたい。
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きっかけは、大したことないんです。せっかく新居に引っ越したので、何か新しいことでも始めてみようかなと。ただそれだけ。
じゃあなぜ「お香」なのか。
お香自体を以前からやってみたかったのが半分。残りの半分は、たまたま横浜駅のニュウマンで心惹かれるお香屋さんを見かけたので、そこで何か買いたいと思っていたこと。
その場で買うことはせずに、一度持ち帰って考えていたけれども、やっぱり買いたくなったので、もう一度行ってきたというわけです。
そのお香屋さんというのが、京都の老舗「薫玉堂」さんです。創業は1594年で、430年ほどの歴史。関東には丸の内のKITTEと横浜のニュウマンに2店舗だけあります。
→ 香老舗 薫玉堂
お香なんて初めて買うから、どれを買ったらいいのか全く分かりません。
でも大丈夫。薫玉堂さんには、いろいろなお香をまとめて試すことができる「試香」があるんです。初めての人にちょうどいいトライアルキットですね。
ろくに調べもせずにお店に突撃したけれど、いつもの僕なら目に付いたフルセットを買っていたと思います。でも、今回は妻が店員さんと相談してくれて、この「試香」を見つけてくれました。感謝。
6種類のお香が全部で19本と、簡易的なお香立てが入って、1,650円(税込)です。初心者にも試しやすいお値段。
簡易的なお香立てはキットの中に入っているけれども、灰の受け皿は欲しいよね。ということで、ZARA HOMEで木製の渋いお皿を買ってきました。
さて、開けていきましょうか。
「取り出すときに勢いが余っちゃうとお香がバラバラになって、どれがどの香りなのか分からなくなっちゃうので、気をつけてくださいね」
と、店員さんに言われたので、慎重に、慎重に……
無事に開きました。
香りは、「堺町101」「美山のレンゲ」「音波の滝」「八瀬の薫衣草」「三室戸の蓮」「宇治の抹茶」の6種類。「堺町101」だけ4本で、あとは3本ずつです。
早速1本焚いてみよう。
最初は、いちばんスタンダードに見えた「堺町101」にしてみました。家の中にどのくらい香りが広がるのか分からなかったので、とりあえず半分に折って試してみます。
独特の優しい香りが広がります。こんなに細いお香なのに、家全体に香りが行き届いていました。そして、煙だから当然かもだけど、慣れるまでは結構喉に来るかもしれません。
いずれにせよ、全6種類を試してみて、日々の暮らしに落とし込めそうなものがあれば、束で買ってみようかな。
ちなみに、Amazonにも売っているみたいです。
僕が買ったのは「京の香り」の6種類セットですが、もうひとつ赤い方があります。青い方はすっきりとした香り、赤い方は甘い香りが集まっているような感じなので、お好みの方を。