第102回薬剤師国家試験を受験する皆さん! 誘惑の多い年末年始の過ごし方が合否を左右することになりますよ!

どっからでもかかってこいや!

第102回薬剤師国家試験まであと2か月を切りました。受験生の皆さんは必死になって勉強している頃だと思いますが、模試の結果に一喜一憂せずにやるべきことをやりましょう。模試は模試。失敗したっていいじゃない。でも本番では冒頭の言葉を言えるようになりたいよね。

なんでこんな記事を書いているかと言うと、薬剤師国家試験の経験談ってなかなかネット上に情報が転がってないんですよ。だから追い込まれてる受験生の皆さんに少しでも役に立てればと思って書いてます。先輩面して偉そうにとか言わないで…

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2か月ほど前に国試の記事を書きました。今回はこの続きです。

【薬剤師国家試験】11月突入。国立大の人も本気になるべき時期ですよ。2回受けた僕が言うから間違いない。 | starnote*
早いね。もうこんな時期。 いきなりですが、僕は薬剤師国家試験を2回受けました。2015年の第100回、それから2016年の第101回、の2回。要は言ってしまえば、1回目は舐めてかかってボコボコにされただけなのですが、2回目は反省を活かして無事に受かりました。 つまり、1年前の自分と2年前の自分を振り返ることで、受かるやり方と落ちるやり方の両方が分かるわけです。それを自分の中だけに留めておくにはもったいない気がするので、次に受ける方々のために、このへんで一つまとめておきたいと思います。 あと4か月もある!? 第102回薬剤師国家試験は2017年2月25日・26日の2日間。つまりあと4か月を切っているのです。あと16週。16回目の週末が本番。どう? 実感沸きますか? 今の時期は国立大の方々は卒論発表などで忙しくしている頃だと思いますが、できるだけ早く勉強を始めた方がいい時期。遅くとも11月中には本気の勉強モードに入りたいところです。 とはいうものの、この時期から始めれば受かります。 国立薬学部に在籍している人はそれなりの大学入試を掻い潜ってきた頭を持っているので、この時期から始めても受かるポテンシャルは十分にあります。というか普通に受かります。 ただしこれは真面目に勉強した場合の話。僕みたいに舐めてかかると痛い目見ますよ、と脅しておこう。ちなみに僕も国立薬学部の出身。大学名は伏せます(が、他の記事を読めば大方の予想はつくかな)。 大原則、体調管理を万全に。 最近だんだん寒くなってきましたが、まずは風邪など引かないように気をつけましょう。本番はもちろんですが、普段の勉強中も風邪を引いているとなかなか十分なパフォーマンスが出せません。 しかも長引いたりすると、それだけ時間を無駄にしてしまうことになるので致命的です。薬剤師国家試験の勉強は本番までの期間にどれだけ知識を詰め込めたかが重要なので、時間との戦いなのです。 まずは基本ですが、マスクの着用やうがい・手洗いの徹底などなど。薬剤師国家試験を受けようとしている人なら、正しいやり方、知ってるよね…? インフルエンザの予防接種もしておきましょう。できるだけ人混みに行かないことも重要です。また、タミフル(オセルタミビル)などの抗インフル薬は予防投与もできます。心配なら本番直前に処方してもらうのもいいでしょう。

年末年始、どう過ごす?

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僕は第100回、第101回と国家試験を2回受けたクズ野郎なのですが、この2回の勉強において大きく異なっていたのが年末年始の過ごし方。この時期に舐め腐っていると本当に痛い目を見ることになりますよ。

まずは「まだ2か月あるから余裕」という根拠のない自信を捨てましょう。え? そんなこと思ってないって? いやいや、心の奥底に少しでもそんな気持ちが潜んでいませんか? まずはそれを捨てましょう。

国家試験は、定期テストのように一夜漬けではどうにもならないし、CBTのように1週間で這い上がることだってできない。少しずつ積み重ねていくしか方法はないのです。

その積み重ねにおいて、年末年始の時期が合否を分ける重要な分岐点になってきます。なぜなら勉強をサボりたくなる誘惑が多いから。テレビとか忘年会とか友達からの遊びの誘いとか。

確かに気分転換も大事なので、誘惑をすべて振り払えとまでは言いませんが、誘惑に乗った場合の影響については常に考えておきましょう。

落ちたときの年末年始

第100回のときの僕は、研究室が休みになる年末年始の1週間は勉強をすべて放棄していました。ほとんどの人が受かるんだから俺が落ちるわけ無いって思って遊びほうけていました。みんな必死になって勉強した結果受かったのにね。

結果は3点足りず、222/345で落ちました。悲しすぎる。でも僕の場合は、6年制薬学部を卒業後そのまま博士課程に進学することにしていたので、経歴に傷がつかなかったのが唯一の救いでした。

ここから得た教訓は、勉強しなかったら容赦なく落ちるということです。当たり前ですが。救済などしてもらえません。確かに第100回のときは特例で厚労省が点数を配って回りましたが、相対基準になった今ではもう無いでしょう。そもそも特例があっても僕は救われませんでしたが。

受かったときの年末年始

第101回のときは、勉強・勉強・勉強。

勉強漬けの日々を送っていたのであんまり記憶が残ってないんですよね。それくらい勉強しかしていなかったということです。マジで。

それだけ勉強漬けだと、気分転換をする必要が出てきます。でもそこでスマホのゲームとかをやり出すと埒があかなくなる。そこでオススメなのが、気分転換を兼ねて「別の科目の復習」をすること。後述しますが、復習は流し読みでもいいので集中力を必要としません。

まずは早いとこ卒論を仕上げよう

私大には卒論ってあるのかな? よく知らないけど、少なくとも国立大の皆さんは卒論を書かないと卒業できません。ですので、まだの人は勉強より先に卒論を仕上げちゃいましょう。長さや言語にもよりますが、年末年始の1週間を使えば仕上げるのに十分な時間があるはずです。

国家試験ってただの記憶力テストなんですよ

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前にも書いた気がするけれど、国家試験で問われていることは「薬剤師として認めるに足る資質があるか」ということです。しかし、実技試験はせず筆記試験のみという形態を取っている以上、「本番までの間にどれだけの知識を詰め込めたか」と言い換えることができます。

確かに最近では考えさせる問題も多く出題されますが、そういう問題はその場で考えるしかない。そのためには、考えるのに必要な「前提知識」を本番までに身につけておかなければならない。要するに、知識さえあれば考えさせる問題もクリアできます。

求められるのは「効率性」

詰め込みの効率を上げるためには、一度覚えたことを忘れなければいい。とはいっても全範囲でそれをやるのは不可能に近いので、できるだけ忘れないような学習計画を立てるべきです。

有名処で言えば「エビングハウスの忘却曲線」というものが参考になります。ご存じの方も多いと思いますが、勉強をした翌日、1週間後、1か月後に復習をすると効率よく復習できるというものです。要するにこのタイミングで復習すれば、流し読みだけで十分対応可能だと言うことができます。

Because the information isn’t necessary, and it doesn’t come up again, our brains dump it all off, along with what was learned in the lecture that you actually do want to hold on to!

Curve of Forgetting | Counselling Services

時期が時期なので1か月後の復習は難しいかもしれませんが、翌日と1週間後の復習はやった方がいいと思います。でも得意科目だったら一発で記憶が定着することもあると思うので、この理論は苦手科目だけに適用するのも手かもしれません。

で、この復習の時間は集中力が切れてきたときの気分転換として使うのがオススメ。なぜなら翌日の復習などは初見のときと比べて集中力を必要とせず、流し読みだけで十分対応可能だからです。覚えている部分はスルーして、忘れている部分だけを確認する。ね、効率的でしょ?

重く考えずにゲーム感覚で勉強しよう

pokemon

国家試験というと何か重くて大きい壁が立ちはだかっているように感じてしまいますが、ゲームと同じです。RPGを進めているような感覚で勉強すればいいんですよ。

ポケモンすら半分以上友達にやってもらった飽きっぽい僕が言えるようなことではないけど、敵を1つずつ倒していくようなものです。国試の勉強だって。

ただ一点違うのは、必ずしも順番に倒す必要はないってこと。簡単に潰せるような得意科目からやったっていいわけです。そういう意味ではRPGというよりはジグソーパズルのようなものでしょうか。

いずれにせよ、すべての敵を倒したり、すべてのピースを揃えたりする必要は無い。だって合格ラインを超えた人は全員合格なんだから。そう考えたら少しは気が楽になりません?

まずは全範囲に目を通そう

しかしながら、揃えやすいピースから揃えるといっても、どの部分が自分にとって揃えやすいのかということは実際にやってみないと分かりません。だからまだの人は雑でもいいので青本を1周してみるのもいいかもしれませんね。問題も解きながら。

一番まずいのは「青本が並んでいる順番に問題もすべて解きながら丁寧に進めていく」方法。確かに夏休みにやる勉強法としては全く問題ないんだけど、もうそういうことやっている時期じゃないはずです。そんなことをやっていたら1周できるかも怪しい時期なのです。

まとめ

forest

木を見て森を見ず、とはよく言ったものです。

あなたは森を越えて先に進まなければならない。まずは森を見ないと全体像が把握できないし、どの木を倒せばうまく突破できるのかすら分かりません。

まずは全体像を把握して、自分にとっての最短ルートを見つけてください。そうすればこの時期からでも十分に挽回できます。

あなたに求められるのは「合格すること」。この一点だけ。別に国家試験のスペシャリストになれと言われているわけではありません。何度やっても覚えられない分野がある? なら捨てればいいじゃないですか。その分得意科目でリカバーすればいいんですよ。

緊張感を持つことは大切ですが、プレッシャーに押しつぶされるくらいなら無い方がましです。気楽にいきましょう。ゲーム感覚で戦略的に進めれば自ずと合格の光は見えてくるはずです。

あと2か月弱。皆さんの合格を祈っています。

関連記事

前回の記事はこちら。本番までの体調管理についても書いていますのでご参考にどうぞ。

【薬剤師国家試験】11月突入。国立大の人も本気になるべき時期ですよ。2回受けた僕が言うから間違いない。 | starnote*
早いね。もうこんな時期。 いきなりですが、僕は薬剤師国家試験を2回受けました。2015年の第100回、それから2016年の第101回、の2回。要は言ってしまえば、1回目は舐めてかかってボコボコにされただけなのですが、2回目は反省を活かして無事に受かりました。 つまり、1年前の自分と2年前の自分を振り返ることで、受かるやり方と落ちるやり方の両方が分かるわけです。それを自分の中だけに留めておくにはもったいない気がするので、次に受ける方々のために、このへんで一つまとめておきたいと思います。 あと4か月もある!? 第102回薬剤師国家試験は2017年2月25日・26日の2日間。つまりあと4か月を切っているのです。あと16週。16回目の週末が本番。どう? 実感沸きますか? 今の時期は国立大の方々は卒論発表などで忙しくしている頃だと思いますが、できるだけ早く勉強を始めた方がいい時期。遅くとも11月中には本気の勉強モードに入りたいところです。 とはいうものの、この時期から始めれば受かります。 国立薬学部に在籍している人はそれなりの大学入試を掻い潜ってきた頭を持っているので、この時期から始めても受かるポテンシャルは十分にあります。というか普通に受かります。 ただしこれは真面目に勉強した場合の話。僕みたいに舐めてかかると痛い目見ますよ、と脅しておこう。ちなみに僕も国立薬学部の出身。大学名は伏せます(が、他の記事を読めば大方の予想はつくかな)。 大原則、体調管理を万全に。 最近だんだん寒くなってきましたが、まずは風邪など引かないように気をつけましょう。本番はもちろんですが、普段の勉強中も風邪を引いているとなかなか十分なパフォーマンスが出せません。 しかも長引いたりすると、それだけ時間を無駄にしてしまうことになるので致命的です。薬剤師国家試験の勉強は本番までの期間にどれだけ知識を詰め込めたかが重要なので、時間との戦いなのです。 まずは基本ですが、マスクの着用やうがい・手洗いの徹底などなど。薬剤師国家試験を受けようとしている人なら、正しいやり方、知ってるよね…? インフルエンザの予防接種もしておきましょう。できるだけ人混みに行かないことも重要です。また、タミフル(オセルタミビル)などの抗インフル薬は予防投与もできます。心配なら本番直前に処方してもらうのもいいでしょう。

合格後の申請に関する記事はこちら。2か月後の参考に。

【薬剤師免許】申請してから届くまでの流れをまとめてみたい。 | starnote*
僕は今年の2月末に行われた第101回薬剤師国家試験を受験したが、なんとか無事に合格したので免許を申請し交付された。来年受験する後輩たちのために、申請方法を中心に受験以降の大まかな流れをまとめておきたい。 国家試験の受験から薬剤師免許の有効化までは約2か月 2016年の受験から申請までの大まかな流れは以下の通り。僕の場合は国試の受験から免許の有効化までちょうど2か月かかった。申請以降の日程は人によってバラバラだと思うが、だいたいの目安にはなるかもしれないので載せておく。 2月27・28日第101回薬剤師国家試験受験 3月28日合格発表 3月31日くらい合格証書が届く 4月8日薬剤師免許申請 4月末薬剤師名簿に登録される(この時点で薬剤師免許が有効になる) 5月1日くらい登録済み証明書が届く 6月末薬剤師免許証が届く 2月27・28日 国家試験受験 2016年の第101回薬剤師国家試験は2月27・28日の2日間。当時は合格することに必死になっていたのであまり記憶が残っていない。今思えばかなり精神的に病んでいたように感じる。ここでは詳しく書かないが、国試についてはいつか記事にしたい。 2016年11月6日追記。書きました。 → 【薬剤師国家試験】11月突入。国立大の人も本気になるべき時期ですよ。2回受けた僕が言うから間違いない。 自己採点システムを使えば結果の予想はつく 多くの受験生がこのような自己採点システムを利用するので、自分の点数や順位などは大方予測できる。4月から薬剤師として就職する予定の人は、厚労省の合格発表まで待つとギリギリになってしまうので必ず利用しよう。 3月28日 合格発表〜通知書届く 合格発表は厚生労働省のWebサイトで見ることができるので、特にどこかに赴く必要はない。まあ、厚生労働省や各地の厚生局にも掲示されるので、雰囲気を味わいたい人は行くのもアリかもね。 ドキドキ感はあまりない 自己採点で結果はだいたい予想できているので、大学入試のようなドキドキ感はあまりなかった。「あ、やっぱり受かったんだ。ふーん」って感じ。ただし、来年以降は相対評価が本格的に導入されるかもしれないのでドキドキできるかも。 合格証書が届く 2日ほどで厚生労働省から合格証書が送られてくる。こんな感じ。
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