安かったので、つい買ってしまった。
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お風呂タブレットとしてFire HD 8を購入
先日のブラックフライデーセールで5980円と安くなっていたので、Fire HD 8(2020年モデル)を購入しました。すでにiPad ProやiPad AirやiPad miniで溢れかえっている我が家にとっては、本当は不要なモノなのですが、「お風呂で動画を見たい」という一心で購入しました。
Fire HD 8は防水タブレットではなく、本来はお風呂で使うべきものではないので、防水ケースに入れます。仮に防水ケースが甘くて浸水して壊れてしまっても、安くで購入できたので精神的ダメージは大きくないかなと。iPadでもいいけれど、万一壊してしまったときのダメージが大きいので、安いものを使いたいという意図です。
購入したのは、Fire HD 8本体と、タブレット用の防水ケースです。この記事では、iPad miniとの比較をしつつ、購入したモノをレビューしたいと思います。(防水ケースは購入したものが売り切れになってしまったので、別のもののリンクを貼っておきます)
外観を見てみよう
今回はできるだけ安く済ますことがコンセプトなので、32GBモデルを選びました。色はブラック、ブルー、ホワイトがありますが、何を思ったかブルーを選んでしまいました。ホワイトにしておけばよかったと後悔中です。
Fire HD 8は、8インチ前後としては珍しく、横向きで使うことを前提としたタブレットです。横向きにしたときの上部にスピーカーが2個、ステレオでついています。また、下部にはmicroSDカードスロットがあります。
ポートやボタン類は全て右側に集約されており、左側には何もありません。2020年のタブレットらしくUSB Type-Cが備わっており、ヘッドホンジャックもあります。
上:ステレオスピーカー 下:microSDカードスロット 左:何もなし 右:USB-Cポート、ヘッドホン、ボタン
iPad miniと比較してみる
サイズが似ているiPad miniと比較してみましょう。まず、本体のサイズと重量は以下のとおりであり(iPad miniはWi-Fi版の重量)、iPad miniと比較すると。Fire HD 8は少し細く、だいぶ厚く、ちょっと重くなりました。
- Fire HD 8 —— 202×137×9.7mm:355g
- iPad mini —— 203.2×134.8×6.1mm:300.5g
並べて上から俯瞰で見てみるとほとんど同じように見えますが、持ってみると印象はかなり異なります。Fire HD 8の厚さはiPad miniの1.5倍くらいあるので、iPad miniよりも持ちやすいです。iPad miniはエッジが尖っている上に、薄すぎて持ちにくいのです。
さらに、外装の素材も違っていて、iPad miniはアルミニウムであるのに対し、Fire HD 8はざらざらしたプラスチック。質感はiPad miniの方が上ですが、Fire HD 8にもチープさはなく、値段の割にはがんばってると思います。
ホーム画面を表示させると以下のような感じになります。スペックとしてはiPad miniの方が上なのは言うまでもありません。
- Fire HD 8 —— 1280×800ピクセル(16:10、189ppi)
- iPad mini —— 2048×1536ピクセル(4:3、326ppi)
見てのとおり、縦横比も異なります。ブラウジングや写真編集など、オールラウンドなタブレットとして使う場合はiPad miniの4:3の方が使いやすいです。
しかしながら、動画を見るとなると話は別です。
16:9の映像を表示させたとき、何も表示されない黒帯部分が少ないのは、16:10のディスプレイを搭載するFire HD 8の方。表示される映像のサイズも、Fire HD 8の方が一回り大きくなります。そのため、動画メインのタブレットとして使う場合は、iPad miniよりもFire HD 8の方がよいです。
僕はまさに、このような動画用のタブレットとしてFire HD 8を購入しました。なので、動画以外の使いにくさにつては全く問題視しておらず、ただ動画が見られればそれでいいのです。
ただ、解像度の観点からはiPad miniに軍配が上がります。下の写真のように(わかりづらいかもしれませんが…!)、iPad miniは水しぶきが細かく表示されているのに対し、Fire HD 8はぼやけてしまっています。このあたりは値段相応なので、「見られればいい」と割り切っています。
防水ケースに入れる
今回購入したのは、1000円程度のタブレット用防水ケースです。ストッパーが3つあり、それぞれを開けてケースの中にタブレットを入れ込んで使います。防水性能は不明ですが、仮に水が入ってしまったとしてもFire HD 8なら諦めはつくかな。iPadだったら後悔してトラウマになりそうですが。
ストッパーを外し、開口部から入れるだけ。あとはストッパーを確実に閉じれば、防水性が発揮されるらしい。水の中に入れたり、わざと水をかけたりしていないので、どこまで信頼していいかは不明です。
もちろん、防水ケースに入れている間もタッチパネルの操作は可能です。特に反応が悪くなる印象もなく(もともとよくないからかもしれませんが)、普通に使えています。また、スピーカーからの音も篭もることなく、ちゃんと聞こえます。長風呂が捗りますね。
まとめ
Fire HD 8の感想を一言で表すとすれば「値段相応」です。それは決してネガティブな意味だけではなくて、iPadにような高級モデルと比較すると「壊したときの心理的ダメージが小さい」というポジティブな面もあります。
今回は、「お風呂で使うタブレットが欲しい」という僕のニーズに対して、値段相応なFire HD 8がマッチしていたので、購入しました。iPad miniの代わりとはならないけれど、違う土俵で活躍してくれる、いいデバイスだと思っています。