そうやって記事を書いてます。
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手早くアウトプットするコツ
現時点でこのサイトの記事は427本にもなりました。これだけ書いていると「手早くアウトプットするコツ」が少しずつ掴めています。現在僕が実践していることに絞ると、以下の2点かな。
- 途中で筆を止めずに一気に書き上げる
- 自分を追い込んで「ゾーン」に入れる
途中で筆を止めずに一気に書き上げる
まだ100記事くらいしか書いていないときは、数日かけて少しずつ書くことが多かったです。少しだけ文章を書いて、別のことをするために筆を置き、いつの間にか翌日になって、また書き進めると。
このような書き方をしていると、翌日になって続きを書くときに、前日まで書いていたことを「思い出す」作業から始めないといけない。こうして余計な時間を使うことになります。
さらに、文章を書くにつれて頭の中に生まれてくる「モヤッとした記事の全体像」が、翌日になるときれいさっぱり消え去ってしまいます。すると、どんな構成で記事を書きたかったのかとか、いちばん伝えたい部分はどこだったのかとか、大事な情報が抜け落ちます。
だから、書き出しから結論まで1本の軸が通っていなかったりとか、話題が二転三転するとか、最終的にアウトプットされる記事がちぐはぐになる。あとから読み返してみると、自分でも「結局何が言いたいの?」と聞きたくなるような文章の塊が目の前にある状態です。
こんな状況はよくないと思ったのも一因となり、4か月間毎日記事を書くということを実践してみました。
すると、「書き始めた文章をその日のうちに仕上げないといけない」という状況が生まれ、その状況が「全体像がイメージできているうちにまとめ上げる」という習慣を生み出しました。考えてみると当たり前のことなんだけど、こんな習慣が身につくと高速で文章をアウトプットできるようになります。
ちなみに、どうしてもまとまった時間が取れないようなときでも、書き始めた文章はその日のうちに必ず片付けるようにしています。文章の賞味期限が切れてしまうと、あとでいくら調理してももとの味は戻ってこないのです。
最近はこんな感じで、書き始めた記事は一気に書いて公開しています。
自分を追い込んで「ゾーン」に入れる
1日で記事を書き上げるためには、それ相応の時間を確保して作業に当たらなければなりません。
でも、作業スピード自体を上げることができれば自ずとかかる時間も短くなります。時間は皆に平等なので、同じものがアウトプットされるのであれば短時間で作業を済ませた方がいいに決まっています。
作業にかかる時間を短くするには、適切に集中力を発揮する必要がある。
最近では、集中して生産性を向上させるライフハックとして、25分作業して5分休憩するというサイクルを繰り返す「ポモドーロテクニック」が流行っています。が、僕は5分の休憩は無駄だと思います。
せっかく発揮できている集中力を途切れさせる必要はないので、25分と言わず1時間でも2時間でも、目的が達成されるまで集中すればいいのです。
そのためには、自分自身を「作業」というものに縛り付ける必要があります。ポモドーロテクニックも本質は同じだと思いますが、「目標終了時間を定めてそれまでに無理矢理終わらせる」ということが非常に重要。いつまでもダラダラ作業を続けない。
こうして時間を切ることで精神的に自分が追い込まれ、「ゾーン」という極度の集中状態に入ることができます。
個人差はあると思うけど、何かトリガーとなるものがないとゾーンには入れない。「よし、ゾーンに入ろう」と思って一瞬で入ることができる人がいれば、それはすごい才能です。僕は凡人なのでそんなことはできません。
しかし、時限を決めて精神的に自分を追い込むということをトリガーとして使い、自分を無理矢理ゾーンに入れ込むことはできると思います。みんなも追い込まれたら本気出せるよね。
こうして一気に文章を書き上げることができれば、仕事のある平日でも1日で記事が上がるようになります。
自分をゾーンに入れるのは汎用的なスキル
このように、「自分自身をゾーンに入れ込む」というのは、すばやく文章を書くためにカギとなるスキルのひとつです。
しかしながら、このスキルが発揮できる対象は文章を書くことに限りません。仕事においてゾーンに入ることができれば残業しなくて済むかもしれないし、それで自由な時間が生まれるとやりたいことの生産性も上がります。
時間を有効に使うといいことしかないので、まずは自分を追い込んでみるところから始めてみましょう。