紅葉を見に行きます。
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CX-60を走らせて、初秋の志賀高原へ
10月中旬、用事があって軽井沢を訪れました。
大大大混雑の3連休の軽井沢なんて行くもんじゃないなと思いつつ、せっかく初秋の紅葉が始まる時期なので、どこかで紅葉を見たい。だから長野市内の義実家に1泊して、翌日に志賀高原を巡ってきたのでした。
いつものように、家族そろって車で行きました。CX-60のトルクフルな走りは、これがただのSUVではないことを思い起こさせます。改めて、これはやっぱりSUVの形をしたスポーツカーだということを噛み締めながら、ロードトリップを楽しみました。
今回のカメラ
今回のカメラはFUJIFILMづくし。メインとして〈FUJIFILM X-T4 + FUJINON XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS〉に可変NDフィルターを付けて。サブには〈FUJIFILM X100VI〉です。
使っているカメラ機材については、今年の夏にこちらの記事にまとめました。現時点も同じ構成です。いつもどれを持って行くか悩むんですけどね、今回はFUJIFILMの色で紅葉を撮りたかったのです。
志賀高原に向かう
長野市内の義実家で1泊して、のんびりと起床し、11時頃に出発しました。
そのまま志賀高原に向かうのですが、以前なら通行料をケチって一般道で行くところ(長野の一般道なので渋滞していることが少なく快適なのです)、できるだけ高速道路や有料道路を使って最速で向かいました。課金して時間を買えるのならじゃんじゃん課金する方針。
一般道に降りてしばらく進むと次第に山道になり、気持ちのいいワインディングが続きました。これは走っていて気持ちいい道だ。
志賀高原「一沼」へ
1時間程度走って、最初の目的地に到着しました。まずは近くの駐車場に車を止めます。天気がよくて気持ちいい。
実はこの前週にも所用で長野を訪れていて、本当はそのときに志賀高原に行く予定だったのです。しかし、天気があまりにも微妙で、雨までは降らないけれどもどんよりと雲がかかっているような状態だったんです。
それに引き換え、この日は全力の快晴。1週後ろ倒しした甲斐があるってもんですよ。
サンバレー駐車場
駐車場に車を止めて徒歩で向かう
駐車場に車を止めた後は、来た道を300mほど徒歩で戻ります。
さっき車から見えたけど、見頃とまではいかないものの、それなりに色づいている木々を目にしていました。心躍らせながら一沼へ向かいます。
途中からはこのような小径の中に入っていきます。
小径の脇には大きなきのこ、光を受けて輝くシダ植物、立派な苔がむした岩など、コンクリートジャングルに住んでいる者にとっては珍しい自然が広がっていました。
一沼の紅葉を見る
少し歩くと視界が開けて、目の前には美しい沼が広がっていました。一部は紅葉になっているけれども、もう少しなんですかね。針葉樹も結構多そうなので、写真の木が全部赤くなるわけではないと思いますが。
ただ、今年は紅葉が遅れているらしく、見頃真っ最中というわけにはいきませんでした。例年どおりならこの10月中旬が見頃らしいんですけどね。
真っ赤ではないにしても、彩度の低い「秋っぽい景色」はそこかしこに広がっており、きれいでいい場所でした。ウッドデッキの上にベンチもあったので、しばらく座ってこののどかな風景を眺めていました。
以前志賀高原を訪れたときはこの一沼の存在を知らず(ちゃんと調べてなかった)、素通りしてしまったので、今回は見ることができてよかったです。
最近は日が傾くのが早いですからね。まだ13時前というのにまるで夕方のような角度で、レンズの中に日光が入ってきます。
車に戻り、次の場所へ
一沼の紅葉を堪能した後は、車に戻って次の場所に移動します。あと12km、もうひとっ走りしていきます。
途中で止めて景色を見る
この志賀高原は3連休だというのに、車がまばらでとてもいいですね。渋滞なんて発生する気配もなく、走りやすいです。
そして、途中に車を止められる場所も多く、車もほとんど来ないので写真が撮りやすい。周囲がいい感じに秋の色になっている場所があったので、思わず止めてカメラに収めました。こういうのもロードトリップの醍醐味で、心が満たされる時間です。
横手山スカイレーターにたどり着いた
さて、本日のメインディッシュに参りましょう。エスカレーターとリフトで一気に標高2,307mに駆け上る、横手山スカイレーターです。
以前訪れたのは夏で、紅葉のきれいな季節は初めてです。山頂からはどのような景色が広がっているのか、わくわくしながらやってきました。
通常だと、上ったルートと逆方向に下りてくる「往復」コースです。以前訪れたときもこのコースで、一方通行のエスカレーターは方向を変えて上ったり下ったりします。
しかし、このときは人の多い紅葉時期の3連休ということもあり、横手山に上った後は裏側にある渋峠ロマンスリフトで下り、送迎バスでスタート地点に戻ってくるという「周遊」ルートでした。これはこれでおもしろそうなので大歓迎。
以下の往復コースの値段そのままで、周遊だったというわけ。ちなみに犬は無料で、帰りのバスにも抱っこで乗車可能でした。
横手山頂往復 | スカイレーター・スカイリフト往復 or 渋峠ロマンスリフト往復 | 大人2,000円 小学生1,700円 |
スーパーダブル往復 | スカイレーター・スカイリフト↔(山頂)↔渋峠ロマンスリフト往復(計6回分の乗車券。出発はスカイレーター、渋峠どちらからも可能) | 大人2,500円 小学生2,300円 |
片道 | スカイレーター・スカイリフト片道 or 渋峠ロマンスリフト片道 | 大人1,400円 小学生1,200円 |
まずはスカイレーターへ
早速チケットを購入し、目の前のスカイレーターに乗ります。エスカレーターのような名前ですが、実際はオートスロープです。長さは200mほどで、5分間の空中散歩です。
おそらくショッピングモールなどにあるオートスロープと比べても斜度があるように思います。周囲の開放的な景色のせいでそう思ってしまうのかもしれません。
ぐんぐん高度が上がり、すぐそこにあったCX-60がみるみる遠ざかっていきます。快晴の下の空中散歩、めちゃめちゃ気持ちいいな。
リフトに乗り換える
さて、スカイレーターで高度を上げたところで、リフトに乗り換えて一気に標高2,307mまで上ります。この時点ですでに景色いいね、山頂ではどんな景色が待っているのでしょうか。
ここのリフトも角度が強烈なんですよね。45°とまではいかないかもしれないけれども、それに近いものがあります。もし落ちたら一気に下まで転がり落ちそうな角度です。
犬は抱っこされて、ポカポカして気持ちいいみたい。
リフトを下りて、いざ展望台へ
5分ちょっとで山頂駅にたどり着きました。少しお腹が空いた気がするけれど、まずは展望台で景色を堪能しよう。
——と、長くなりそうなので、ここからは次回。天空の展望台からはどのような景色が広がっているでしょうか。お楽しみに。