使い続けてきた結果。
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キャッシュレス時代の理想の財布
今ではさまざまな製品を展開しているドリップが出した最初の製品が、このPRESSo(プレッソ)という財布。「僕らがほしい、キャッシュレス時代の理想の財布」と銘打って、2018年10月にクラウドファンディングが行われました。
なんとか初回枠に入り込むことができて、僕の手元に届いたのが2018年12月。それからずっと使っているので、6年も経ったことになります。
このPRESSoは熟成レザーという素材を使っていて、通常の革製品よりも深みのある見た目となっているのが特徴です。また、それゆえに使い込むほどに得られる「経年変化」も味わい深いものになります。
当ブログでも定期的にその経年変化の様子をお届けしてきたのですが、3年半時点のレポートからかなり間が空いてしまいました。ただ、それ以降も使い続けてきたので、今回は6年時点のレポートをお届けします。どれだけ需要があるのかは分からん。
6年でより深みが増した外観
まずは外側。落としたり引っ掻いたりしていないので大きな傷はなく、比較的きれいな状態のように思います。これは「モカ」という色で、当初はもう少し明るい色だったように思いますが、よりシックな色合いに変化しました。
ちなみにメンテナンスは何もしていません。クリームも塗ってないし、ブラシで整えるようなことも皆無。届いてから6年間ただ使っているだけです。
裏返すとこんな感じ。中に入っているカードに押されるような形で革が伸びて、かなり使いやすくなっています。最初はギチギチだったのが、1年くらい掛けて伸ばされて、今ではもうカードの形を形状記憶しているような状態です。
前回レポートした3年半の時点で角の部分の糸がほつれていたのですが、今ではいろんなところでほつれがみられます。ちょっと見窄らしいような気がしつつも、これも味のひとつかなと思って使い続けています。
底面はこんな感じ。カードの形に革が伸びているのが、より分かりやすいと思います。
内側はあまり変わらず
このPRESSoは三つ折り構造になっている財布で、最大6枚のカードと、数枚のお札、そして6枚程度の小銭を入れることができます。内側は外側と異なり擦れることがないので、糸のほつれなどはありません。
ちょうど現金を持っていないタイミングで撮影したのでカードしか入っていないのですが、普段は数枚のお札や、場合によっては小銭も入れています。
ただ小銭はめっちゃ取りにくいです。そういうコンセプトの財布なので当然なのですが、レジ前で取り出さざるを得ない状況になったときは結構焦ります。
6年間も使っているとカードの形で形状記憶されていると書きました。それゆえにカードを減らすと抜けやすくなるため、カードを落とすなどのリスク軽減のために6枚をキープしています。
僕の場合は2枚×3か所の合計6枚で形状記憶させてしまったのでそうなりますが、カード少なくてもいいという人は少ない枚数で使うといいです。最初から3枚で形状記憶させるとそれに最適化されるはず。
使用感はそれなりに
そして、使用感もそれなりにあります。特に、折り目の内側は革が伸びてしまったからか色が変わっていますね。しかし色が変わっているだけで、触ってもひび割れなどはみらません。今後もここから割れていくようなことはないと思われます。
また、お札を入れている部分はちょっとだけ変色しているように見えますが、ここはただお札由来の何か(インク?あるいは汚れ?)が付いているだけで、指でこすると簡単に落ちていきます。
小銭入れの蓋の内側もそれなりに汚れてしまっていますね。まあ小銭はそういうものだから仕方ないよねえ。
もう少し、このPRESSoと一緒に
糸がほつれたりしている状況を見ると、このPRESSoもそろそろ限界かもしれませんね。まあ2年半前も同じようなことを言っていましたが、ここまで使い込むことができました。
買い替えるとしても、PRESSoより大きな財布は耐えられないような気がしています。だからもう少しの間はこのPRESSoと一緒に過ごしてみて、その先はまたPRESSoを買うのかな? それくらい自分の中に落とし込まれたので、もう離れられません。