昨年末からいきなり電源が落ちたり、スリープから復帰しなかったりを繰り返している我がiMac (27-inch, Late 2012)。今年2月で丸4年を迎えて5年目に突入したわけですが、果たして修理をするべきか、それとも買い替えるべきか、悩みに悩んでいます。要するにこのエントリーはただの愚痴なのです。
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4年落ちなので修理代は実費
このiMacの不調については過去2回ほど記事にしています(→ 1回目、2回目)。その記事の中でもAppleに問い合わせるなどしていますが、4年落ちのiMacは保証が一切効かないので修理代はすべて実費となります。その額、50,760円。
これは「最低でもこれくらいかかりますよ」という見積もりであって、不具合が多岐に渡ればもっとかかるかもしれません。4年落ちのMacに果たしてこんなに費用をかける必要があるのか?
じゃあ買い替えちゃう? でもさ、、
買うなら気持ちよく買いたい
これに尽きます。
今iMacを買うというのは、壊れたから仕方なく買い替えたという、かなーり消極的な理由から。どうせ買うならワクワク感というか、おっしゃー買ったるぜ!!みたいな勢いが欲しいんですよね。
で、今現在そんな気持ちになれるのが、13インチMacBook Pro(タッチバーモデル)。触ると欲しくなりそうだから今までは避けてたんだけど、先日ついに触ってしまいました。意外とコンパクトで軽くて、第2世代バタフライキーボードも良かった。コイツのせいで僕の悩みは複雑に複雑を極めています。
図にするとこんな感じ。
ちょっと整理してみよう
今の僕の作業環境について整理しておきます。僕は現在、以下のようなMac2台体制で回しています。
- iMac (27-inch, Late 2012): 2.9GHz Intel Core i5 ← 不調なやつ
- MacBook (Retina, 12-inch, Early 2015): 1.2 GHz Intel Core M
やることといえば、PhotoshopやLightroomを駆使してブログの記事を作るのはもちろん、本業は博士課程の学生なので、Keynoteでスライドを作ったり、Illustratorで学会発表用のポスターを作ったり、Wordで論文を書いたり、などなど。
意外とマシンパワーが必要
このように、Adobe系のソフトなど、意外とマシンパワーを必要とする作業をすることが多い。こういうときに12インチMacBookでは心許ないし、iMacはいつ電源が落ちるか分からないしで、今はまともな作業環境がないような状況。
触っている時間としては、iMac:MacBook = 3:7くらいです。研究室で使うので、圧倒的にMacBookを使っている時間の方が長い。となると、持ち運べる作業環境を改善した方がQOLが上がりそうな気がして、MacBook Pro 13″が候補に急浮上してきた、というわけ。
値段と性能を比較してみよう
Macは高額商品。やっぱり気になるのは値段です。現時点で考えられる以下の3パターンについてシミュレーションしてみましょう。
- iMacを修理
- iMac 27″ 5Kモデルを購入
- MacBook Pro 13″ を購入
iMacを修理
前述したように、50,760円〜という感じ。5年目に突入したMacの修理にかける金額としては躊躇してしまう。
また、マシンパワーが必要という話をしたが、僕が今使っているこのiMacのGeekbenchベンチマークスコアは、
- シングルコア:3613
- マルチコア:9574
こんな感じ。PhotoshopやIllustratorを使う分には全く支障は無いけれど、5分弱の動画をPremiere Proでエンコードするのに30分くらいかかる(1080p / H.264 / 1 pass VBR)。それでも12インチMacBookとは比べものにならないくらい速いけどさ。
iMac 27″ 5Kモデルを購入
Apple Storeで以下のようにカスタマイズして244,400円(税別)。大学院生なので学割が効いてこの値段だけどやっぱり高い。
- 4.0GHzクアッドコアIntel Core i7(Turbo Boost使用時最大4.2GHz)
- 8GB 1,867MHz DDR3 SDRAM(4GB x 2)
- 3TB Fusion Drive
- AMD Radeon R9 M395(2GBビデオメモリ搭載)
- Magic Trackpad 2
メモリは後でAmazonで買って自分で増設するので(→ 関連記事)8GBのままにしている。
これだけ盛ったらベンチマークスコアも凄まじく、シングルコアで5221、マルチコアで16554(今の1.7倍!)にも達する。すごい快適だろうなぁ。
MacBook Pro 13″ を購入
13インチ最上位モデルをカスタマイズすると215,900円(税別)。構成はこんな感じ。
- 3.1GHzデュアルコアIntel Core i5プロセッサ(Turbo Boost使用時最大3.5GHz)
- 16GB 2,133MHzメモリ
- 512GB PCIeベースSSD
- Intel Iris Graphics 550
特盛ではないけれどそれなりに重い作業もできるかなと思ったが、ベンチマークスコアを見ると、3915/7748(シングル/マルチ)だ。今使っているiMacとそれほど変わらない。
しかし逆に言うと、今デスクトップで使っているスペックをどこにでも持ち運べるようになるということ。自宅外での作業効率がめちゃくちゃ上がる! ちなみに普段僕が持ち運んでいるMacBook 12” (Early 2015, 1.2GHz Core M) のベンチは2684/5024だったので、体感できるレベルでQOL上がりそうだなぁ。いいなぁ。
さて、MacBook Pro 13”を購入するとMacBook 12”を売り払うという選択肢もある。その場合の売却益も加味すると15万円には抑えられそう。それでも高いし、12インチMacBookの気軽に持ち運べる感じを犠牲にする勇気もないなぁ。
結論?
やっぱり結論が出ない。なんかこのまま修理も買い替えもせずにズルズル引き延ばしちゃいそう。
こうやって改めて見てみると、5K iMacのコスパがすごいんだよなぁ。MacBook Pro 13”と大して値段が変わらないのに27インチ5Kディスプレイを内蔵。すごすぎる。
買い替えるなら、新年度のキャンペーンをやっている間に買いたいので、早めに結論を出さねば! モヤッとした締めくくりで恐縮ですが、本日の愚痴でした。
参考リンク
ベンチマークスコアはGeekbench Browserから引っ張ってきました。買い替えるときは超参考になりますね。