書きたいときに書けばいいんです。
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弊ブログは、まもなく7周年を迎えます。書き始めたときは7年間も続けるなんて欠片も思わなかったし、7年が経った今でも最初の記事を書いたときのことはよく覚えています。そこからたくさんの皆さんに読んでいただき、気づけば7年です。
今回の話題は、「その7年間、僕がずっと記事を書いていたか」ということについて。
そんなことを問われると、とてもじゃないけど首を縦に振ることができません。ブログ開設早々に2記事だけ書いて半年以上放置していたし、コンスタントに記事を量産していた時期でも1か月程度何も書かないこともありました。
一方で、3か月間くらい毎日更新にチャレンジしていた時期もあったりして、波が激しいんです。人間である以上、モチベーションが上下するのは避けることができません。何の強制力もないブログなので、「モチベーション=記事数」という方程式が成り立ってしまうのが悲しいところですが。
そして、今月も記事を全然書いていません。もう7月下旬になるのに、まだ3記事しか書いていません。紆余曲折あった結果、最近では月10記事程度が自分のペースなのかなと思えるようになっていたのに、このざまです。
このように、弊ブログは完全に僕の気分で更新しています。それなのに、月に数万人に読んでいただける規模を6年くらい続けているんです。更新頻度も決して高くないし、内容も僕の思考と体験のアーカイブでしかないのに、意外と読んでもらえるものです。
ブログを運営する以上、質の高い記事をコンスタントに量産すれば、定期的な読者や検索流入が増えるのは当然のことです。だからこそ、それが「あるべき姿」だとされています。
しかし、ブログで発信したいけれど、高頻度で記事を量産できない場合、発信すべきではないのでしょうか? 答えはノーです。
記事を通して生活費を稼ぐわけでもなく、ただ発信して誰かの役に立ちたいのであれば、頻度はあまり重視する必要はありません。もちろん、年1記事しか更新しないブログが検索で見つけてもらえるわけないので、限度はあります。
僕のように、基本的には月10記事ペースでゆるりと更新するけれど、放置するときは徹底的に放置するし、書きたいときは徹底的に書く。このような気分屋な更新頻度でも、Googleはきちんと拾ってくれるし、定期的に読んでくれる読者さんもついてきます。
頻度よりも何百倍も重要なのは、ブログを楽しむことです。好きこそものの上手なれと言われるし、頻度なんか気にせずに書くことを楽しめれば、自ずと質の高い記事を書くことができるはずです。
書き手が楽しみながら書いているかどうかは、文章の節々に色濃く出てきます。記事を読んで、「ああ読んでよかった」とか「すごく役に立った」とか、ポジティブな気持ちで帰ってほしいじゃないですか。書き手が嫌々書いた文章を読者が喜んで読むわけないので、楽しみながら書くことは重要です。
このように楽しみながら書くためには、自分の負担にならない頻度でブログを運営する必要があります。放置するときは徹底的に放置していいし、書きたいときは徹底的に書けばいいんです。
だから、自分のペースでブログを楽しみましょう。僕はこれからもそうします。