それなりに試行錯誤した自分なりの方法です。
この記事には広告が含まれています。
starnote*のブツ撮りメソッド
ブログで商品をレビューするときに避けて通れないのは「ブツ撮り」。僕はその商品ができるだけきれいに見えるように撮りたいと思っているけれど、白背景のガチなものではなくて、ある程度生活の一部を背景として撮りたいのです。
そこで辿り着いたのが現在のスタイルで、机やテーブルの上に商品を置いてライトで照らして撮るというもの。半年前に引っ越してきた際には、ブツ撮りスタジオとダイニングテーブルを兼ねた場所を作りました。
これまではどのような場所でブツ撮りしているか公開してこなかったのですが、だいぶスタイルが定まってきたので、そろそろ公開します。
ちなみに、この記事の内容は下の動画をベースにしています。2分少々の動画なので、記事を読むより動画を見た方が早いかもしれません。
① テーブルをアルコールで拭く
前述のとおり、撮影スタジオとダイニングテーブルを兼用しているので、撮影前にはアルコールのウェットティッシュできれいにします。テーブルはIKEAの「NORRÅKER」(ノッルオーケル)というものですが、現在廃盤となってます。
② 明かりを準備する
モノに直接当たる光源は2つで、上のクリップライトと横に置いたライト。あとは部屋のシーリングライトの光もあるので、大きく括ると3方向から光を当てています。ストロボとかは使いません。
横からも光を当てる理由としては、写真の中にモノの高さの情報を入れ込みたいのと、単に僕がロングシャドウが好きだから。後者の方が強い理由かもしれません笑
③ 撮影対象を置く
テーブルの木目と平行になるようにして撮影対象物を置きます。斜めになってたらなんか気持ち悪いので。
④ カメラを準備する
撮影機材はソニーのα7 IIIとSEL2870(キットレンズ)。Pモードでオートフォーカスでという感じで、ほぼ(というか全部)オートで撮ります。
⑤ 望遠で撮る
ひとつ気をつけているのは「望遠で撮る」ということです。広角側で撮るとモノが歪んでしまって、見栄えがよくありません。
なので、このレンズの最も望遠側である70mmで撮ります。大きいものだったら70mmの画角に入りきらないので、50mmくらいで撮ることもあります。
⑥ 角度を工夫する
写り込まないような大きさのもので即席のスタンドを作ったりもします。このときはAirPods Pro用に消しゴムを使いました。
手に持って寄って撮ることも。
⑦ 現像する
撮影後はMacのLightroomに取り込んで、必要なものを現像します。撮り直すのが大変なので、1アングルにつき数枚撮っておいて、いいものを1つ選びます。現像のテイストはその人の好みだと思いますが、僕は明るくするのが好きです。
まとめ
最後にまとめるとこんな感じ。
- テーブルをアルコールで拭く
- 明かりを準備する —— 上からと横から
- 撮影対象を置く —— テーブルの木目と平行に
- カメラを準備する —— ただしほぼオート
- 望遠で撮る —— 歪まないように
- 角度も工夫する
- Lightroomで現像
ブツ撮りに関して何か専用の道具を使っているわけではないので、割と真似しやすいんじゃないかなと思います。また、同じことをiPhoneでもやってみましたが、すごく難しいのでカメラは必要だと思いました。