1か月ほど前のことだが、長崎県の五島列島にある奈留島に行ってきた。仕事で行ったために観光はしていないので、雰囲気だけでもお届けしたい。〈その1〉では奈留島に辿り着くまでを紹介する。写真多め。
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長崎県の五島列島
九州から西に100kmほど離れたところにある五島列島。長崎市民の間ではなじみが薄いためか大まかに「上五島」「下五島」と分類されることが多いのだが、これはかなり大ざっぱな分け方だと思う。地図を見て分かるとおり、五島列島には大小さまざまな島がある。その中でもちょうど真ん中 *1 にあるのが奈留島。人口3,000人弱ののどかな島なのだ。
船を乗り継いで行く
長崎市内からのアクセスには高速船(ジェットフォイル)とフェリーがある。フェリーなら乗り換えなくて済むが、ものすごく時間がかかるし酔いまくるらしい。*2 今回は一旦福江島まで九州商船のジェットフォイルで行き、そこから五島旅客船の高速船ありかわに乗り換えた。乗り換え待ちを除くと2時間ちょっとで着く。
ちなみにジェットフォイルとはボーイング社 *3 が開発した高速船だそうだ。ジェットエンジンを搭載し、海面から2〜3メートルほど浮上して進む。
長崎港の大波止ターミナルから11:30発のジェットフォイルに乗船し、90分ほどで福江港に着いた。運賃は片道で5,610円だ。船内の写真は撮っていないのだが、座席は90分過ごすのに十分なゆとりがあるし、荷物置き場もあるのでキャリーバッグの持ち込みもOK。浮上して進むためか船内はほとんど揺れない。船酔いしやすい人もこれなら安心して乗れるだろう。
しまとく通貨
福江港ターミナルに到着したら、まずはじめに「しまとく通貨」を購入しよう。*4 6,000円分使える商品券が5,000円で買える、いわゆるプレミアム付き商品券だ。五島列島に限らず長崎県内の他の離島(壱岐・対馬など)でも使える。
使えるお店は上の公式サイトに載っているので、自分が行きたいところで使えるか調べてから購入しよう。レンタカー代や宿泊費など、費用がかさむものの精算にも使えることが多いので、使いようによっては相当お得になるかもしれない。
昼食の時間
ちょうどお昼も過ぎていたので、福江島で昼食をとることに。お邪魔したのは以前から気になっていた「心誠」というお店。釜飯がたいそうおいしいと話題のお店なのだ。場所は福江港ターミナルから歩いて15分ほど。結構わかりにくいのでタクシーに乗った方がいいかもしれない。
福江港周辺をプチ散策
次の船まで少しだけ時間があったので福江港周辺を散策した。人通りはまばら。天気のせいなんだろうか。それとも普段からこんな感じ?
まとめるとこうなる。
奈留島へ移動
いよいよ奈留島に向けて移動する。福江島から奈留島に行くには、
- 九州商船のフェリー
- 五島旅客船のフェリーオーシャン
- 五島旅客船の高速船ニューたいよう
がある。今回はニューたいようがドック入りしていたため、代替の高速船ありかわに乗船することに。運賃790円也。乗船券は出港の25分前から販売される。特に予約などは受け付けていないらしい。
高速船ありかわ8号の出港の様子をタイムラプスでどうぞ!
着いた
30分ほど船に揺られて到着。意外と早かった。奈留ターミナルは比較的新しくきれいだし、きちんと整備されている印象を受けた。ちなみにしまとく通貨はここでも買える。
続きは次回
今回は長崎から奈留までの移動について紹介した。次回は奈留島内の風景などについて紹介したい。