控えめに言ってめっちゃいい。
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記事をベースに「旅ZINE」を
ブログを更新していると、そのレイアウトの限界にもどかしい思いをすることがあります。文章 → 写真 → 文章 → 写真 → …というような単調な構成が一般的で、それ以外のレイアウトを望むのであれば、かなりの労力を割かなければなりません。
WordPressにおいて記事の形式で掲載する上では、最近はブロックエディターのおかげで自由度が高くなってきたものの、それでも限界はあるのです。
→ WordPressのブロックエディターも慣れたら使いやすいよ
だから、ときには「別の媒体」を試してみたくなるもの。近年は動画に流れる人が多いように思いますが、僕は自分のペースでのんびり眺められるものが好きなんですよね。そして行き着いた先は「ZINE」だったのです。
〈ZINE(ジン)とは?〉
個人の趣味において制作する雑紙のこと。「magazine(雑誌)」もしくは「fanzine(ファン雑誌)」を短くした言葉と言われている。
要点を掻い摘まんでまとめるのが好き
子どものころから物事を整理整頓してきれいにまとめるのが得意で、例えば大学生のときはテスト勉強のたびに「有機化学の要点まとめシート」みたいなものを作って、みんなにシェアしていました。これが意外と好評だったんです。
得意だから楽しいのか、楽しいから得意なのか。よくわかりませんが、とにかく自分の知識や経験の要点を掻い摘まんで切り貼りするのが楽しいんです。だから「トラベラーズノート」や「ZINE」などの美しくまとめられたものが大好物。
そうやってまとめたものを発信することに憧れて、以前もトライしたことがありました。
例えば、検診のお手伝いで五島列島を訪れた際、オフの日に電気自動車をレンタルして島を1周した記録をトラベラーズノート風にまとめたり。
→ 電気自動車で五島列島・福江島を1周ドライブしてきたよ。写真たっぷり詳細レポート!(2017年)
あとは、アメリカ、台湾、国内を含め、合計で地球1.25周分もフライトした2018年の旅をまとめたZINEを作ったりもしました。
→ 2018年の旅をまとめたZINEを出しました。Kindleで買えます。(2018年)
ふたたびZINEにチャレンジしたい
そして2021年。ブログにたくさん写真や文章を掲載したので、そろそろ「紙ベース」でまとめたいなあと思い立ちました。2018年に作ったものを気に入っているので、今回も「ZINE」の形式です。
2018年の旅ZINEはかなり気合いを入れて作ったので、作り終えたときはヘトヘトになってしまいました。だから今回はもっと肩の力を抜いて、ゆるーく簡単なものを作りたい。そうすることで、まるでライフワークのように継続することができるかもしれません。
今回も写真を大きく見せいたいので「A4サイズ」で作りましょう。また、「見開き」で作る都合上、総ページ数は4の倍数にする必要があります。1日で作ってしまいたかったので、全8ページに留めました。表紙と裏表紙で2ページ消費するので、それ除いたコンテンツは6ページ分です。
このあたりは、コンテンツの充実度や制作のやる気に応じて、12ページ、16ページと増やしていくといいかもしれませんね。
とりあえず、この1年ほどで溜め込んだ「わたしたちと鎌倉」シリーズから数記事を抜粋・再編集し、紙面に落とし込みました。制作にはAdobe InDesignを使用しています。
コンビニで印刷してきた
めでたく1日で完成したので、USBメモリにPDFファイルを入れて、近所のセブンイレブンで印刷してきました。普通紙プリントに「小冊子」モードがあり、このモードを使ってA4・8ページ分をA3に両面印刷します。両面で2枚になるので、それを重ねて折り曲げれば冊子の完成です。
なお、小冊子モードではコピー機が自動でページを配置してくれるので、1〜8ページが順番に並んだPDFファイルを持っていけばOKです。印刷代は320円でした。
ドラマチックな思い出のように
写真を紙に大きく印刷すると、画面上で見るのとは違った印象を抱きます。写真の大きさに比例して感動も大きくなるし、普段は画面に表示されている写真が実際に手に触れられる「モノ」になることに、大きな意味があると思いました。
また、雑誌のようにまとめた効果も大きく、「何気なく鎌倉を訪れた」という日常の一コマが、よりドラマチックな思い出だったように錯覚されます。いつまででも眺めていたいほど、自分にとっても楽しいZINEになりました。
1日作業するだけでここまでの感動を得られるのだから、またやりたいと思っています。1泊2日の旅を時系列にしてまとめるのもいいかもしれませんね。
PDFを配布します
せっかく作ったのでPDFを配布します。本当は無料で配布したいところですが、無尽蔵に再利用されるのを防ぐために100円だけください。すみません。
noteの有料記事の仕組みを使って配布するので、もし100円払ってでも見ていただける方がいれば、以下のリンクからダウンロードしてもらえると嬉しいです。