総合的には買ってよかった。
この記事には広告が含まれています。
1月に「RICOH GR IIIx」を購入したけれど、犬の写真ばかり撮っています。というより、日常的に犬の写真を撮りたくてこのカメラを購入した節があるので、当然の結果かもしれません。
→ 2023年の散財始めに、散々悩んだGR IIIxを買いました
日に日にカメラロールに溜まっていく犬の写真。撮りっぱなしにしておくのももったいないので、このあたりでまとめて掲載しておきます。
犬の写真を載せる前に、GR IIIxを1か月使った所感でも述べておきましょう。
まず、総合的には買ってよかったと思っています。自分でお金を出して買ったからそう思いたくなるのは当然だけれど、少なくとも、求めていた「ポケットに入るコンパクトさ」と「深みのある画質」を両立している。GRシリーズのコンセプトに共感して購入した部分は十分期待どおりでした。
しかしながら、課題がないわけではありません。
それは「オートフォーカス(AF)」です。普段はソニーのカメラをメインに使っているから、余計にそう思うのかもしれないけれど、お世辞にもAFの精度がいいとは言えないし、合焦までの時間も遅いです。
特に、せわしなく動き回る犬にピントを合わせるのは結構難しい。追尾モードにすると少しは改善するけれど、十分とは言えません。明るいシーンですらそんな感じだから、ちょっと暗いシーンだと本当に全然合わずに(さんざん待たされた挙げ句)諦められてしまいます。さすがにひどい。
でも、別に全く使えないレベルではないし、出てくる写真の深みのある画質には満足しているから、総合的には買ってよかったと思っています。「ポケットに入るコンパクトさ」と「深みのある画質」という圧倒的な強みがあるからこそ、AFが弱いのは我慢できる。
だから、GR IIIxで撮る犬の写真は、大人しくしている場面がほとんど。ちゃんとAFが合えば、いい写真ばかり撮ることができます。
直近ではずっとRAW + JPEGモードで撮影していて、Lightroomで現像しています。最初はJPEG撮って出しで手軽に使おうと思っていましたが、僕はRAW現像するのが苦じゃないので、カメラの色味を大事にしつつ、ちょっとだけ調整を入れることが多いです。
ちなみに、LightroomではGRの色味を再現することができます。以下はFUJIFILMのフィルムシミュレーションに関する記事ですが、GRについても同じような機能がLightroomに搭載されています。
→ FUJIFILMのフィルムシミュレーションをLightroomで使う方法
撮影に使ったカメラ
この記事の写真は、APS-Cセンサーを搭載したコンパクトデジタルカメラ「RICOH GR IIIx」で撮りました。コートのポケットに楽々入るコンパクトさ、シャッターチャンスを逃さない高速起動、それでいて十分な画質。いつもポケットに入れておきたいカメラです。