ついに買ったぞ。
この記事には広告が含まれています。
スタッドレスをついに購入
先日の記事でCX-60のスタッドレスを検討中と書いたところですが、悩んでいても仕方ないと思いついに購入しました。
フジコーポレーションのオンラインショップで純正に似たホイールセットで購入し、自宅に配送してもらい、マツダのエンブレムシールを貼り付けまるで純正のように加工した上で、ディーラーで取り付けてもらいました。この記事では一連の流れの詳細をご紹介します。
スタッドレスも妥協しない
ピレリのスタッドレスタイヤ「ICE ZERO ASIMMETRICO」を、サマータイヤと同じ235/50R20というサイズで購入。もちろんホイールセットで手配し、サマータイヤ ⇄ スタッドレスタイヤの履き替えを楽にできるようにしています。
ということは、サマータイヤを履いている時期はマツダ純正のかっこいいホイールだけど、スタッドレスの時期は今回購入するホイールで過ごします。そして、季節を気にせず軽井沢とかにも行きたいから、おそらく12月〜翌年4月の5か月間くらいはスタッドレスで過ごすことになるはず。
そうなったときに妥協したホイールを見るたびに残念な気持ちになってしまうし、今回はできるだけ妥協したくなかったのです。
▶ CX-60と暮らす|スタッドレスを検討中。見た目に妥協せずコストも重視したい。
安くてスペックが高いスタッドレスタイヤ
この「ICE ZERO ASIMMETRICO」というスタッドレスタイヤは、ピレリが日本の冬向けに開発したタイヤ。
気温0°C付近の氷と水が混在する環境は、例えば–20°C以下の極寒時よりも滑りやすく、グリップ性能を発揮するのは難しいのだそう。そのような厳しい環境でもグリップするようにチューニングが施されたそうです。
そのうえ、荷重指数や最大速度(そのタイヤの能力)が高いのも特徴。
同サイズ(235/50R20)で比較すると、例えば国産のブリザックが100Q[負荷能力800kg、最大速度160km/h]であるのに対して、このタイヤは104H[負荷能力900kg、最大速度210km/h]と、荷重も速度もスペックが高い。
そこまでの荷重や速度が必要な状況はないけれども、最大値は高い方が実領域とのマージンを大きく取ることができるので、基本能力が高いタイヤがいいと思ってICE ZERO ASIMMETRICOを選択した次第。
メーカー | タイヤ | 荷重指数・速度記号 | 負荷能力 | 最大速度 |
---|---|---|---|---|
ブリヂストン | ブリザック DM-V3 | 100Q | 800kg | 160km/h |
YOKOHAMA | iceGUARD SUV G075 | 104Q | 900kg | 160km/h |
ピレリ | ICE ZERO ASIMMETRICO | 104H | 900kg | 210km/h |
そのうえブリザックやアイスガードより安かったんです。ブリザック対比で4本セットで5万円くらいの差があったように思います。今フジコーポレーションのサイトを確認すると僕が買ったタイヤもホイールも売り切れているようなので正確な値が出せず恐れ入りますが。
ただ、ブリザックやアイスガードは日本製、ICE ZERO ASIMMETRICOは中国製という差がありますので、そこだけ気にならなければ。さすがに中国メーカーは躊躇してしまうけれど、開発はピレリだし特に気にならなかったのでこれにしました。
フジコーポレーションで購入
履き替え作業はディーラーでやってもらう前提で、フジコーポレーションのオンラインショップで購入して自宅に配送してもらいました。
タイヤは上記のとおりピレリ「ICE ZERO ASIMMETRICO」[235/50R20 104H XL]を4本、ホイールはBIGWAY「B-WIN ヴェノーザ10」というものを4本。ホイールナットも購入し、バランスも取ってもらって、送料込みで187,800円(税込)でした。なんとか20万円に収まったからよしとしましょう。
注文したのは12月頭ですが、今見てみたら僕が買ったタイヤもホイールも売り切れているみたいです。結構悩んでいたけれど、売り切れる前に決断できてよかった。
ちなみに、ホイールの選択にあたってはフジコーポレーションのホイールフィッティングルームが大変有用でした。自分の車にそのホイールを装着したらどうなるのか視覚的にイメージできて、とてもよかったです。
自宅に配送
この時期はさすがに混み合っているのか、納期が少しだけ延びているようです。とはいえタイヤもホイールも在庫があったようで、12/5に注文して12/15に届いた感じ。普通に佐川急便で届いたので受取日時も調整できました。
長納期を見越して12/24にディーラーに予約を入れておいたので、それまでは自宅のテラスで保管することにしました。以前賃貸に住んでいたときはオートバックスのタイヤ保管サービスを使わざるを得なかったから、保管できるスペースがあるの本当にありがたい。
開けてみると結構かっこいいホイールでした。純正のようにギラギラしていてとてもよい。
純正のように加工
購入したホイールはセンターキャップの色を黒と赤から選ぶことができるようになっていました。センターキャップ自体は最初から入っていて、そこに両面テープで貼るカバーを選ぶ形です。
純正に寄せるという目的からも赤は最初から除外するとして、とりあえず黒を貼ってみます。
うーん、これはちょっと…
最初からそうなる気がしていたので、予め準備していたのでした。マツダのエンブレムが入ったシール(非公式)。ヤフオクで4枚セット1,000円くらいでした。
値段の割には意外にも金属製でエンブレムにも立体感があって、クオリティが高かったです。これも両面テープで貼り付けるタイプでした。
ホイールメーカーに対してちょっと失礼な気もしましたが、彼らのロゴを付けて宣伝する義理もないので、大胆にも不可逆的に上から両面テープで貼り付けてしまいました。思いっきり押さえつけて圧着し、剥がれないことを確認。
残りの3本も同じように加工します。これで遠目どころか間近で見ても純正ホイールにしか見えなくなりました。
ディーラーで取り付け
そして、ディーラーに予約を入れていた当日。
車の荷物を空っぽにして、トノカバーを外し(床下に収納できるのがありがたい)、後席を倒してブルーシートを敷きました。せっかく内装がきれいな車なので、絶対に汚してはいけない…
自宅のテラスと駐車場を4往復して、車の中に積み込みました。20インチのタイヤめっちゃ重かった。
そしてディーラーに持ち込み作業をお願いしました。
僕がいつもお世話になっている関東マツダでは、履き替え作業を3,740円(税込)でやってもらえます。オートバックスにお願いしても同じくらいかかるし、ディーラーの安心感も相まって全然高く感じないですね。
そのうえなんと、点検と同時なら無料でやってもらえるそうです。どっちにしても点検のときにタイヤの脱着作業があるから、履き替えも無料でできるというロジックとのこと。次回はそうしてもらおう。
履き替え作業を終えたらこんな感じでした。かなり純正に近い気がするし、CX-60の世界観を失わずにスタッドレスに交換できました。これならいいんだよこれなら。
ちなみに同じようなアングルの純正ホイールと比べてみても、全然違和感ないよね? 綿密な計画のもと手にした大勝利です。
その後、持ち帰ってきたサマータイヤは、また駐車場とテラスを4往復してここまで持ってきました。車から降ろすときに膝を強打するし、作業を終えたら腕に謎の痣があるし、代償も大きかったです…
冬の遠出にも安心感を
僕のCX-60はAWDなのですが、これまでその恩恵を明確に受けたことはありませんでした。マツダのAWDは結構優秀で、雪道も安心して運転することができるようなので、今回スタッドレスタイヤを購入したことで冬の遠出でも心強い相棒になってくれることでしょう。
CX-5に乗っていたときも冬はスタッドレスを履いていたけれど、2WD (FF) モデルだったからそれほど安心感を持っていなかったのです。だから今回はかなり期待しています。