MacBook Pro (13-inch, Late 2016, Four Thunderbolt 3 Ports) を使い始めて2週間が経過。その間に、論文の執筆やブログの更新、はたまた新しいブログの作成まで行いました。つまり、このマシンを評価するのに十分な時間は経ったはずです。
そこで今日はこのMacBook Proのいいところと悪いところを4つずつピックアップしてみたいと思います。なぜ4つなのかは察してください。(本当は5つずつピックアップしたかったけど思いつかなかったわけじゃありませんよ。決して!まさか!)
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もくじ
13インチモデルを(SSD以外)特盛にして購入
詳しいスペックの報告はこちらの記事に譲るとしますが、Appleオンラインストアでカスタマイズして、SSDの容量以外は盛れるだけ盛りました。要するに、現時点の13インチMacBook Proでは最強スペックだということです。
また、使い始めた日にファーストインプレッションも書いているので、既に言いたいことはだいたい言ってます。今回は、最初は気づかなかったこととか、2週間使って改めて思ったこととか、そういうのを書きますね。
ではでは、それを踏まえて、いいところからいってみましょー!
MacBook Pro 13″ 2016のいいところ
2週間使って感じた、13インチMacBook Pro 2016のいいところ4つ!
- 持ち運べるハイスペック
- 意外と音がいい
- キーボードは12インチMacBookほどテカらない
- 両側から充電できるのが地味に便利
持ち運べるハイスペック
ハイスペックマシンを膝の上に載せて使えるというのがすごくいい。めちゃ快適。これまで僕のメインマシンはiMacだったので、使うときは必ずデスクに向かう必要がありました。もう体に染みついてしまっていたことだったので、何の疑問も抱かずにいたのです。
しかし、特盛仕様のMacBook Proを手に入れたことで状況が一変しました。ベッドに腰掛けて、膝の上にMacBook Proを載せて、PhotoshopやIllustratorを使ったヘビーな作業がサクサクできてしまうんです。これは自分の中でブレイクスルーが起きた瞬間でした。
意外と音がいい
内蔵スピーカーにも改良が加えられたことをAppleがアピールしていましたが、正直に言ってあんまり期待していなかったんですよ。だって、いくら改良を加えたからといって、スピーカーのサイズに制約があるわけです。
しかし期待を裏切られました。もちろんいい意味で。ステレオ感もちゃんと出てるし、ベースの音も聞こえるしで、内蔵スピーカーとしては頑張っている方だと思います。
ただ、さすがにバスドラの音までは再現できていなくて、あくまでも「内蔵スピーカーとしては」音がいいといったところ。それでも音楽を流していても違和感ないです。ここは強調しておきますね。
キーボードは12インチMacBookほどテカらない
素材のせいなのか分かりませんが、第1世代バタフライキーボードが搭載された12インチMacBook (Early 2015) のキーボードって、指の脂でめちゃめちゃテカるんですよ。拭いてもとれません。アルコールで拭いてもダメ。ほんと欠陥なんじゃないの?ってくらいに。
しかし、この第2世代バラフライキーボードを搭載したMacBook Pro 2016は、拭き取るだけでテカリがとれます。まだ2週間しか使っていないからかもしれませんが、素材からして違う気がします。これは要経過観察ですね。
両側から充電できるのが地味に便利
タッチバー搭載モデル限定ですが、MacBook Pro 2016にはUSB-C/Thunderbolt 3ポートが左右に2個ずつついています。どのポートからでも充電できるので、コンセントの位置によって、つなぐポートを変えることができます。これは地味ですが便利です。
ケーブルの取り回しって面倒じゃないですか。これまでのMacBookシリーズは(少なくとも最近のモデルは)左側からしか充電できませんでした。コンセントも左側にあるときは全く問題ないのですが、右側にあるコンセントからえいやっとケーブルを取り回すのは面倒。
そういうわけで、地味なんですけど便利です。ほんと地味なんですけどね。
MacBook Pro 13″ 2016の悪いところ
2週間使って感じた、13インチMacBook Pro 2016の悪いところ4つ!
- やっぱり重いわ
- キーボードの入力音が大きい
- USB-C端子が固い上に間隔が狭い
- ディスプレイの明るさを暗くしたがるのはなぜ?
やっぱり重いわ
これまで僕が12インチMacBookを持ち歩いていたということもありますが、やっぱり重いです。確かに、モバイル性に全振りした12インチモデルと比べるのは酷なんですけど、やっぱり重いです。久々に12インチを持ってみたら「うわ軽っ!」ってなりました。
そういうわけで、これから軽い作業しかしないと分かっている日は12インチMacBookを持ち運ぶかもしれません。カフェでブログを書くみたいなライトな作業は12インチMacBookでも全く問題ないしね。
キーボードの入力音が大きい
キーボードに関しては記事にしました。基本的にはいいキーボードだと思うのですが、記事でも指摘したとおり入力音は大きいです。
→ MacBook Pro 2016の第2世代バタフライキーボードを3日間使ってみた感想。音は大きいけど文章がスラスラ書けるGOODなキーボード。
12インチMacBookの第1世代バタフライキーボードと比べて音が大きいというだけなので、一般的なラップトップと比較すると大差ないのかもしれませんが、静かな環境ではちょっと気を遣うかな。
USB-C端子が固い上に間隔が狭い
まず、12インチMacBook (Early 2015) と比べてUSB-C端子が固いです。Thunderbolt 3の対応の差があるので全く同じ端子ではないと思いますが、抜き差しには結構力を入れないといけません。12インチモデルからの買い替えではない場合は、あまり気にならないのかもしれませんが。
さらに、並んでいる2つのポートの間隔が狭いので、間に指が入りません。端子が固いのと相まって、ケーブルを抜くときに非常に不便です。
どうやって抜くかというと、本体を持ち上げて指を入れる空間を作り、ケーブルの上下方向を持って抜きます。率直に言って超面倒ですよ。
ディスプレイの明るさを暗くしたがるのはなぜ?
バッテリーを持たせるためだと思いますが、このMacBook Pro、なぜかディスプレイの輝度をやたら低くしたがります。そのたびに手動で明るく調整していて、そういう意味ではTouch Bar大活躍なのかな? なんか違う気がするけど。
そうはいっても、輝度の自動設定を無効にするともっと面倒なことになるので、今のところは有効のままにしていますが、もう少しOS側のチューニングをお願いしたいところ。あ、Consumer Reportsに文句を言われたときにOSの設定変えちゃったのかも!
評価保留はTouch BarとTouch ID
まず「Touch ID」はめちゃめちゃ使ってます。主にスリープからのロック解除と1Passwordの認証に使っていますが、もう既に生活に馴染むレベルで使ってます。それくらい便利。
また、Touch Barは、右側に常に表示されている「Control Strip」をこのようにカスタマイズしていて、まぁまぁ使ってるかもです。
左から、再生/一時停止、ディスプレイの輝度、音量、画面のロック。
ただ、これらに関しては現時点では評価保留とします。もうしばらく使ってから判断したいです。
まとめ
2週間ずっと、自宅でも外出先でもこのMacBook Proばかり使っています。総合的な評価をするならば、最初に挙げた「持ち運べるハイスペック」という言葉にすべてが凝縮されているように感じていて、いい相棒を手に入れたと思っています。それくらい満足度は高いです。
この先1か月、1年と使っていく中で、もっと見えてくるものがあると思うので、そのときはまた記事にしたいと思っています。今回は以上です。