この音質でこの価格はすごい。
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高コスパなワイヤレスイヤホン
先日発売されたワイヤレスイヤホン「SOUNDPEATS Engine 4」を頂いたのでレビューしてみます。長くマニアックなレビューにならないように、以下の3点に特化して簡潔に書きました。
- 外観
- 音質
- 使い勝手
5%オフのクーポンコードもあるので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
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メーカーより商品を無償で提供いただき、記事を執筆しています。記事の内容は全く指示を受けていないので、僕が使ってみた正直な感想を記載しています。
外観
まずは外観について。
これはかなり好みが分かれそうな気がするけれど、ケースは全体的に鏡面仕上げになっています。なので撮影している僕が映り込んでいます…!
素材はプラスチックだけれども、高級感のある見た目だと思いました。触ってみても、決して安っぽい感触ではありません。ただし指紋はかなりつきやすいです。
充電はUSB-C
充電はケース底面に搭載されたUSB-C端子から行います。充電中は端子の左側にあるランプが赤く光り、充電完了時は消灯するので分かりやすいです。
音質
公式情報によると、「SOUNDPEATS Engine 4」は、同軸デュアルダイナミックドライバーを搭載することで広い音場を実現しています。そのうえ、量感豊かな低音域と繊細で艶やかな中高音域を再現している。
そして、高音質なLDACコーデックに対応し(ただしiOS/iPadOSは非対応)、日本オーディオ協会のハイレゾ認証を取得しています。独自のデュアルクロスオーバー技術と2wayサウンドチャンネルによって、バランスの取れたサウンドとなっている。
——とのことですが、実際はどうでしょうか?
まずは前提となる普段のリスニング環境の共有から。
僕は主に音楽にはWF-1000XM4、在宅勤務中のWeb会議にはAirPods Pro(第1世代)を使っています。AirPods Proで音楽を聴くこともないわけではないけれど、自然とWF-1000XM4に手が伸びますね。
また、運転中はCX-60のすばらしいBOSEサラウンドシステム(12スピーカー)で音に包まれるような体験をしています。
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WF-1000XM4と1か月。AirPods Proをどのように使い分ける?
このような環境に慣れた耳で「SOUNDPEATS Engine 4」の音質を評価してみると、ちょうどWF-1000XM4とAirPods Proの間くらいだと思いました。
つまり、音質のいい順に並べると
- CX-60のBOSEサラウンドシステム
- WF-1000XM4
- SOUNDPEATS Engine 4 —— 本製品
- AirPos Pro
という感じ。
なぜこの位置なのか?
高音質なイヤホンやスピーカーで音楽を聴いていると、心の奥底にゾクゾク響く感覚というか、音にふっと意識が持っていかれる瞬間があるものです。
CX-60のBOSEサラウンドシステムやWF-1000XM4で音楽を聴いているとそれがある。だけれども、残念ながら「SOUNDPEATS Engine 4」には無かった。もちろんAirPods Proにも無い。
「SOUNDPEATS Engine 4」に関して、それがなぜか考えてみると、
- 低音の広がりが十分でない上に、
- 必要以上に音が分離されている気がするから
だと思いました。
低音の広がりが少ないから基礎が不安定であるのに加えて、必要以上に左右のチャンネルや各楽器の音色がバラバラと分離されているような印象を受ける。結果的に全体としての「まとまり感」が少なくなってしまいます。
とはいえ、「SOUNDPEATS Engine 4」はかなりクリアな音を鳴らしてくれます。全体的にぼやけた音を鳴らすAirPods Proよりも明らかに上だから、この位置になりました。
(この価格なら)十分な音が鳴っている
しかしながら、「SOUNDPEATS Engine 4」が鳴らす音が不十分かと問われると、それは否定できます。「(この音質なら)十分な音が鳴っている」と言うことができるのです。
提供しておいてもらって申し訳ないけれど、どうしても「この価格なら」という修飾語がついてしまいます。逆に言うと、仮に皆さんのご予算が5,000円〜10,000円くらいなら、手放しでおすすめできるクオリティということですね。
これは決してネガティブな意味ではなくて、商品を買う上ではコストパフォーマンスもきわめて重要です。上記の音質順の箇条書きに価格を書き込むと以下ようになりますが、かなり印象が変わってくるのではないでしょうか?
- CX-60のBOSEサラウンドシステム(82,500円)
- WF-1000XM4(36,300円)
- SOUNDPEATS Engine 4(8,480円)
- AirPos Pro(27,800円:第1世代の価格)
「SOUNDPEATS Engine 4」は他の比較対象と比べてケタが違います。10,000円以下でこの音が鳴るのはもはや驚異的。
つまり、この価格でこの音が鳴るのなら十分すぎるほどで、コストパフォーマンスという観点からは満足できると言うことができます。
使い勝手
使い勝手について、「SOUNDPEATS Engine 4」の特徴は以下のとおり。
- マルチポイント対応
- ノイズキャンセリングは非搭載
- 耳からの取り外し時に音楽が止まる機能は無い
- タップでコントロール可能
1つずつ簡単に取り上げてみましょう。
マルチポイント対応
「SOUNDPEATS Engine 4」はマルチペアリングだけでなく、同時に2台の端末に接続することができるマルチポイントに対応しています。1台を音楽再生、もう1台を電話待ち受けにすることもできるので、音楽再生中であっても別端末からかかってきた着信を逃すことはありません。
ノイズキャンセリングは非搭載
「SOUNDPEATS Engine 4」にノイズキャンセリング機能は搭載されていません。個人的には飛行機に乗るときくらいにしか使わないので、非搭載で全然OK。
ノイズキャンセリング非搭載なのであまり重要ではないポイントかもしれないけれど、イヤーピースの装着感がイマイチだったのはお伝えしておきます。全3サイズありますが、どれもしっくりこなかった。
耳からの取り外し時に音楽が止まる機能は無い
ワイヤレスイヤホンについて個人的にかなり重視しているポイントは、「耳から取り外したときに音楽が自動的に止まるかどうか」です。AirPodsは2016年の初代から対応しているし、WF-1000XM4ももちろん対応。
しかし、「SOUNDPEATS Engine 4」にはこの機能はありません。じゃあいつ止まるのかというと、【イヤホンを耳から取り外し、両方ともケースに格納したとき】でした。これはちょっと使い勝手よくないね。
タップでコントロール可能
左右両側にセンサーがついており、タップでコントロールすることができます。例えば音楽再生に関する操作は以下のとおり。音量調整までイヤホン側でできるし、これはかなり便利です。
コントロール | 対象 | 操作 |
---|---|---|
再生/停止 | 左/右 | 2回タップ |
音量上げる | 右 | 1回タップ |
音量下げる | 左 | 1回タップ |
曲送り | 右 | 1.5秒長押し |
曲戻り | 左 | 1.5秒長押し |
開封と同梱物
最後に、開封の様子と同梱物を簡単に共有しておきますね。テンションの上がるかっこいい箱に入っていて、わくわくしながら開封しました。
開けると製品が現れます。付属品は説明書類、イヤーピース、USBケーブルの3点です。
イヤーピースとUSBケーブルは本体の下に入っています。イヤーピースはSMLの3サイズで、最初はMサイズが装着されていました。USBケーブルはType-A to Cです。
総評:高コスパなイヤホン。予算次第でおすすめできる。
もしあなたが5,000円〜10,000円の予算で音のいいワイヤレスイヤホンを探しているのなら、「SOUNDPEATS Engine 4」は手放しでおすすめできます。そのくらいのクオリティが担保されています。
具体的には、
- かっこいい見た目
- 10,000円以下とは思えない驚異的な音質
- イヤホン単体で音量まで操作できる使い勝手のよさ
というように、全体的には好印象でした。
イヤホンのレビュー記事を書くときは、そのイヤホンで音楽を聴きながら記事を書くことにしています。今回も「SOUNDPEATS Engine 4」で音楽を流し、たまにWF-1000XM4やAirPods Proに切り替えて比較しながら書いたので、そんなに変なことは言っていないはずです。
そのうえで、予算の範囲内で十分におすすめできるクオリティだと思います。5%オフのクーポンも発行していただいたので、この機会にぜひご検討ください。
ちなみに、5%OFFクーポンコードとAmazonリンク先掲載のクーポンも併用できます。トータルで25%OFFになって、通常価格8,480円が6,360円になるとのことです。
5%オフのクーポンコード:SPZDPDPRM
対象商品:SOUNDPEATS Engine 4
有効期限 2023/07/16 23:59 JST
スペック表
タイプ | ワイヤレス |
形式 | カナル |
本体操作 | タッチ |
ドライバー方式 | 同軸デュアルダイナミックドライバー |
再生周波数帯域 | 20 Hz – 40 kHz |
対応コーデック | AAC、SBC、LDAC |
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.3 |
最大持続時間(単体) | 12.5時間 |
最大持続時間(本体) | 43時間 |
重量 (単体) | 6.5 g |
重量 (本体) | 43 g |
充電時間 | 2時間 |
充電コネクタ | USB Type-C |
マルチポイント | 対応 |
専用アプリ | 対応 |
防水性能 | IPX4 |