パークが見える部屋にしました。
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先日、東京ディズニーランドの貸切イベントに招待してもらったので、行ってきました。
通常営業を18時で終了させて、19時〜22時の3時間を貸し切り、アトラクションもショーもパレードも乗り放題・見放題。なかなか大盤振る舞いなイベントです。
現地までは車で行くけれども、終わる時間も遅いし、そのあと帰るのは大変だなと。しかも、ディズニーの貸切イベントなんて一生に一度あるかないかくらいだから、何か特別なことでもしたい。
というような経緯で、東京ディズニーランドホテルに泊まってきたのでした。ヒルトン東京ベイなどのオフィシャルホテルは子どもの頃に全て制覇していたけれど、比較的新しいディズニーホテルは泊まったことがなかったので、きっといい経験になるはずです。
ロビーや外観
最初にロビーの写真を。写真を撮っているロビーは3階ですが、9階の天井まで吹き抜けなのすごすぎです。車でダイレクトインしたので、何の変哲もない駐車場からエレベーターに乗った先がこの景色。圧倒されたよね。
泊まっていた8階からロビーを見下ろすとこんな感じ。シャンデリアの迫力よ。
昼間の写真を撮り忘れてしまったのですが、夜の外観はこんな感じ。このホテルはパーク外にあるけれど、目を見張るデザインのおかげで、まだまだパーク内に留まっているかのような錯覚を覚えます。
ミッキー型の植栽もありました。
パークグランドビュー
宿泊したのは、スーペリアルーム(パークグランドビュー)です。ディズニーランドが真正面に見える位置にあるお部屋で、そのうち高層階を指定しておきました。
お部屋に足を踏み入れるとこんな感じで、ディズニーキャラクターで覆い尽くされていました。なお、著作権保護の観点から、ディズニーキャラクターをメインに写した写真は掲載していません。
ツインが空いてなくてダブルベッドの部屋にしたので、ベッドは1つです。ディズニーランドが見える窓際にはテーブルと椅子もあり、名残惜しそうに退園する人たちや入園のために並んでいる人たちを、のんびりと優雅に眺めることができます。
テレビ台の上にはドナルドダッグがいたり、壁紙の柄がミッキーマウスだったりと、何かと芸が細かいのです。
アメニティもディズニーキャラクターで統一されていたり、キャラクターデザインの元になった絵が飾られていたりと、全ての構成要素がディズニーでした。(写真はありません)
これが部屋からの眺めだ
そして、これが部屋からの眺めです。「パークグランドビュー」の名のとおり、ディズニーランドが一望できます。シンデレラ城の向こうには、ディズニーシーのプロメテウス火山やタワー・オブ・テラーも見えていますね。
さて、日が暮れてきました。園内には明かりが灯り、ここからどんどん夜景になっていきます。
貸切イベントの開始を待っていたら、すっかり暗くなりました。通常営業が終了した18時すぎの写真ですが、キャスト以外の人影がなくなりました。誰もいないのに煌々と輝いているのがちょっと不気味。
そして翌朝。ゆっくり寝て起きると、入口には入園を待つ人々の行列ができていました。という感じで、いろんな時間のパークを臨むことができ、これはこれでいい経験だったなと。
いつ消灯するの?
ここからは、ディズニーランドホテルに関する素朴な疑問に対する答えを共有しておきます。まず、「ディズニーランドはいつ消灯するの?」という件について。
この日は貸切イベントが22時で終了しました。通常営業なら21時までなので、いつもより1時間長く開園していたことになります。その状態で、24時すぎまでパークの明かりが点灯していました。
22時を過ぎたあとは入念に見回りが行わていた様子で、ライトを持ったスタッフがくまなく見回りしているようでした。ダブルチェックといわず、トリプルチェックぐらいしているのではないと思えるほど。
そして、おそらく見回りなどが終わった順次消灯されていきました。パークの明かりがまとめて消えるわけではなくて、エリアごとに消えていたのが印象的でした。
シンデレラ城が消灯したのは24時すぎ。最後の方に消えていたように思います。
ただ、このときはワールドバザールの入口付近で工事が行われていたので、その周辺の照明は消えませんでした。
ディズニーランドホテルのご飯、どんな感じ?
朝食を楽しみに意気揚々と予約したのですが、どうやら間違えて朝食なしのプランで取ってしまいました。それに気づいたのが宿泊前日だったので、朝食だけ別で予約することもできず。
ダメ元でチェックイン時に聞いてみたところ、やはり朝食は予約でいっぱいとのこと。「ルームサービスならいけるかもしれません」と言われたけれど——ルームサービスは部屋にあるテレビで予約するのですが——これも予約でいっぱい。
残念ながら朝食を食べることはできませんでした。これは完全にこちら側のミスなので何も言えません。
また、チェックインから貸切イベントまで時間があったので、ロビーのラウンジでのんびりしようかと思いました。しかし聞いてみると、予約が詰まっていて3時間待ちとのこと。ディズニーの場合、ラウンジは時間を潰すために入る場所ではなく、アトラクションのひとつのようです。
これらのエピソードから、ディズニーランドホテルは「あくまでもオリエンタルランドが運営しているホテル」という印象を受けました。ホテルの中であってもディズニーリゾートのお作法が優先されるから、ホテルに相応しいおもてなしは期待しない方がいいのかもしれません。
コンビニは便利
唯一便利だと思ったのは、ホテル内にコンビニがあったことです。値段は若干高い気がするけれど、お弁当、飲み物、お菓子など、普通のコンビニにあるような品揃えでした。
まとめ
以上、ディズニーランドホテルに泊まったレポートをお届けしました。
部屋にディズニーキャラクターがいたりして、確かに子どもがいたら喜ぶかもしれません。しかし、それ以外の利点がないので、余程のディズニー好きとかではない限り、大人にはホテルとしての粗さが目立つと思います。もちろんビジネスホテルよりはいいと思うけれど……
直近で泊まったホテルがホスピタリティの溢れる星野リゾートだったからかもしれませんが、ディズニーランドホテルには少し物足りなさを感じてしまいました。価格的にはどちらも大して変わらないから、ディズニーランドホテルにはもう少しがんばってもらいたいのが本音ですね。
いずれにせよいい経験にはなったので、泊まってよかったとは思います。