「1日3食」という常識を疑え。
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1日1食のススメ
社会人になる前は実践してたんですけど、ここ最近でリズムが崩れつつあるので、戒めとしてこの記事を書いています。つまり明日からまた同じペースに戻します。
具体的には「朝とお昼を食べずに夕食だけちゃんと食べる」というような生き方です。確かに軽食として「バナナ1本」「パン1個」くらいは食べたりしますが、基本的に朝食と昼食は摂りません。
もくじ
自分に必要なエネルギーから逆算しよう
はじめに言っておきますが、1日1食は肉体労働の人には全くオススメしません。体中がエネルギーを必要としているので、バランスよくちゃんと食べてください。
一方僕は頭脳労働なので、仕事中にチョコレートなどで糖分を補給するだけで十分なんです。脳のエネルギー源はグルコース(糖)だから、それだけ補給すれば問題なし。
というのも、ちゃんとした理論に基づいています。
人間がただ生きているだけで必要になるエネルギーの最低量を「基礎代謝量」といいますが、僕の場合は1,500kcalほどです。
ここで計算できます。
基礎代謝量
また、その人の運動量などを加味した1日のエネルギー量「推定エネルギー必要量」というものもあります。この計算式は、
基礎代謝量 × 身体活動レベル
とされています。つまり、基礎代謝量に「身体活動レベル」という一定の係数を掛けることで算出されるのです。
身体活動レベルはⅠ〜Ⅲに分類され、
- レベルⅠ —— 1日の大半を座って過ごす
- レベルⅡ —— ほとんど座って過ごすけど、通勤や家事などの軽い運動をする
- レベルⅢ —— 立ち仕事が中心 or めっちゃスポーツする人
このようになっていて、年齢階級別にみるとこんな数字になります。
年齢 | レベル I | レベル II | レベル III |
---|---|---|---|
1-2 | – | 1.35 | – |
3-5 | – | 1.45 | – |
6-7 | 1.35 | 1.55 | 1.75 |
8-9 | 1.40 | 1.60 | 1.80 |
10-11 | 1.45 | 1.65 | 1.85 |
12-14 | 1.45 | 1.65 | 1.85 |
15-17 | 1.55 | 1.75 | 1.95 |
18-29 | 1.50 | 1.75 | 2.00 |
30-49 | 1.50 | 1.75 | 2.00 |
50-69 | 1.50 | 1.75 | 2.00 |
70以上 | 1.45 | 1.70 | 1.95 |
推定エネルギー必要量は上のサイトで計算できるのでやってみてください。僕は2,300〜2,500kcalくらいでしたが、これ以上食べたら太ります。なのでこのカロリーは超えないように死守しないといけない。
さらに、根拠のない自分の経験則ではありますが、僕は割と低燃費みたいで、1日に2,000kcal以上食べたら太るんですよね。なので勝手に1,500〜2,000kcalの範囲内で食事を取りたいと思っています。
1日1食で十分な件
ここまでを踏まえると、僕に必要なエネルギーは「夕飯1食 + 小腹が空いたときの軽食」だけで賄うことができます。
なので、ちゃんとした食事は夕食だけで十分なのです。こんな生活を実践しているとメリットがたくさん生まれます。
1日1食のメリット・デメリットは以下です。
【メリット】
- 食費がかからない
- 時間が奪われない
- 太らない
- 午後に睡魔が襲ってこない
- パフォーマンスが上がる
【デメリット】
- おなかが空く
- 低血糖になる
- 変人扱いされる
1日1食のメリット
まずはメリットから解説しましょう。
食費がかからない
食べないからお金もかからないという当然の話ではありますが。
たとえば平日お昼に500円のお弁当を買うとします。1か月で平日が20日間あるとすると、500×20=10,000円にもなります。塵も積もれば何とやら。
これは「1か月の食費を1万円も抑えられる」ということを意味します。すごく大きくないですか?
時間が奪われない
作業のように食べたところで何も生まないので、食事は「非生産的な活動」に属します。そんな活動に30分も1時間もかけるの、とてももったいないと思うんですよ。(もちろん誰かと楽しみながら食べるのは別ですよ)
その時間を「自分が成長できること」に充てることができれば、人と大きく差をつけることができるんじゃない?
太らない
食べないので余分な脂肪も蓄積しません。
さらに、このような生活を続けていると胃が小さくなって「1回に食べる量」も減ります。つまり夕食を食べ過ぎることもありません。
このような好循環に持って行くことができると、体型を維持できてとても健康的だと思います。
午後に睡魔が襲ってこない
午後の眠くなる時間、つらくないですか?
お昼を食べなかったら睡魔が襲ってこないので、集中して作業することができますよ。むしろ空腹が適度な刺激になって、眠気覚ましになります。
パフォーマンスが上がる
上とも関連しますが、午後の時間帯に睡魔が襲ってこないので、一日中ずっとパフォーマンスを発揮することができます。早く正確に仕事ができる人間になれるということですね。
デメリット
一方、デメリットには下のようなものがありますが、どれも大したものではありません。
おなかが空く
もしおなかが空いたら5分だけ我慢してみましょう。そしたらきっと忘れます。おなかが空いていたという事実さえ、頭の中からきれいさっぱり消え去ってしまいます。
むしろ、前述しましたが、空腹を逆手にとってメリットにすることができると思っています。睡魔を排除するための適度な刺激に替えることができる。
低血糖になる
血中のグルコース濃度が下がってくると、「低血糖」という症状になります。こんな生活をしていて、手足の震え、立ちくらみ、頭痛といった症状が出てきたら、それはほぼ間違いなく低血糖です。
放置していると死んでしまうので、さすがに何か食べましょう。予防するためには、チョコレートをまとめ買いして作業しながら舐めるといいです。
変人扱いされる
こんなことしてると言うと必ずといって変人扱いされるんですけど、必要性も考えずに「1日3食」を無意味に続けている人の方がよっぽど変ですよ。
みんな固定観念にとらわれすぎなんじゃないかな。まずは常識を疑うことからはじめよう。1日3食は本当に自分に必要なの?
まとめ
体が慣れないうちは食べたくなると思いますが、1週間も続ければきっと慣れます。慣れないうちは「食事は敵」だと自分を洗脳しましょう。
さらに続けると「今までどうしてこんなに食事を摂っていたのだろう?」という疑問すら湧き上がってきます。ここまで達することができれば勝ちですね。
いろんなことを試してみる価値はあると思うので、自分に合ったものを探してみてください。1日1食が向いていないのであればやめればいいし、向いていたら続ければいい。ただそれだけのことです。