事故渋滞は全然進まないという知見を得ました。
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渋滞えぐい
いくつかツイートしてましたが、5月3日の朝に長崎を出て東京まで運転して帰ってきました。
無事帰還してます〜
本来なら13〜14時間くらいの道のりに22時間かかりました。渋滞えぐい。
— みけめろ@starnote* (@info_starnote) 2019年5月4日
東京→長崎は仮眠を含めて15時間で着いたので、長崎→東京も同じくらいかなーと考えてました。うん、甘かったね。ゴールデンウィークの事故渋滞を甘く見ちゃいけなかった。
それはもう、運転手の生気を吸い取るものでした。
スタンダードだからこそ交通が集中する経路
長崎から東京に向かうには、
- 長崎道→九州道と進んで関門橋を渡って本州へ
- 中国道→山陽道で神戸へ
- 新名神(未開通区間は名神)を通って関西を制覇
- 伊勢湾岸道で名古屋港の上空をスルー
- 新東名で一気に関東へ
このようなルートを取るのがスタンダードです。
「新」のつく経路のある名神や東名は、それぞれ2本の大動脈が連なっているので交通が分散されます。なので関西以東はひどい渋滞には遭遇しませんでした。
しかし、九州や中国地方には動脈が1本しか通ってないんですよね。確かに中国道というグネグネ曲がった道はありますが、動脈と呼ぶにはほど遠いのでノーカンです。
つまり、動脈が1本しか通ってないような高速道路で事故が起きると、全く進まない大渋滞になるわけです。
長崎道から嫌な予感がしてた
長崎道すら渋滞してて先が思いやられるね
— みけめろ@starnote* (@info_starnote) 2019年5月3日
出発したのは5月3日の朝9時半ごろ。
いつもはスカスカの長崎自動車道でさえも交通量が多かったです。このツイートでは渋滞と言ってますが、後の大渋滞を見た後ではこんなの全然渋滞じゃないです。
ま、そのうち解消するだろう〜という希望的観測のもと、波佐見焼を見に行ってました。これはこれで楽しかった。(当日は波佐見陶器まつりが開催されていたのです)
東京に向かいつつ波佐見陶器まつりに寄ってます〜
本会場じゃなくてnatural69に来ました。おしゃれなお皿がたくさんあって楽しかった。 pic.twitter.com/YJ0OvSkN7L
— みけめろ@starnote* (@info_starnote) 2019年5月3日
九州脱出できない問題
まだ九州脱出できてない… pic.twitter.com/WiB6NKJVlR
— みけめろ@starnote* (@info_starnote) 2019年5月3日
九州と本州を結ぶ大動脈「関門橋」の手前で事故があり、全く進まない大渋滞に遭遇しました。1キロ進むのに20分くらいかかってました。歩いた方が早いやん!
事故自体はちょっとバンパーが凹むくらいの軽いものだったので、通行止めにはなりませんでした。片側2車線しかない上に、ただでさえ交通が集中すポイントなので、1車線塞がれただけでこの渋滞です。
九州⇆本州間は「関門橋(高速)」と「関門トンネル(一般道)」の2つしか経路がないので、もう1本バックアップがあってもいいかなーと思います。
全然進まない山陽道
サービスエリアで腹ごしらえをして、車にもガソリンを入れて、よしこっからも頑張るぞー!と気合いを入れた5分後の様子がこちらです。
1ミリも進まなくて笑っちまうぜ pic.twitter.com/0v5fQY6SoA
— みけめろ@starnote* (@info_starnote) 2019年5月3日
本当に1ミリも進まない状態が30分くらい続いて、通行止めで引き返させられるんじゃないかと思ってました。最終的には進んだのでよかったけど、サービスエリアで休憩しなかったら事故が起きる前に通過できた気もしてる。
ちなみに、渋滞に巻き込まれている最中には「なぜ渋滞してるのか」「どこまで渋滞してるのか」といった情報が全く入ってきません。なので自分で日本道路交通情報センターのサイトに見に行きます。
事故ってんじゃねー!!
— みけめろ@starnote* (@info_starnote) 2019年5月3日
※ 3台の玉突きでした。
12時間経っても岡山
何事もなかったら名古屋を越えてるはずなんだけどな。
出発して12時間でまだ岡山という事実に愕然としてる
— みけめろ@starnote* (@info_starnote) 2019年5月3日
おそらくここから先も大渋滞で、かなりの長丁場になることを覚悟しました。このツイートをしたのは、前回嬉々としてきびだんごを買った吉備サービスエリアでしたが、そんな気力もありませんでした。
この先の山陽道は大渋滞ではないものの、散発的・断続的に渋滞していて、新名神に乗ったのが日付が変わる前。中間地点の宝塚北サービスエリアで腹ごしらえと仮眠を取ります。
宝塚まで来ました。ちょうど中間地点を越えたかな。ここからは新名神→伊勢湾岸道→新東名と新しい道がつづくので早いかも。
— みけめろ@starnote* (@info_starnote) 2019年5月3日
新しい道は早かった
ここからは新しくて線形もよく広々とした道を進みます。新名神未開通区間の草津ジャンクションで少し渋滞していたけれど、それ以外はスムーズに進みました。全線3車線の伊勢湾岸道が大好きになった。
大きな渋滞がなかったのは、亀山〜四日市の新名神が開通したのが大きいと思います。GW期間中に「悪名高かった東名阪道への合流」があると考えると寒気しかしない。
伊勢湾岸道から新東名に入り、岡崎サービスエリアで1時間ほど仮眠を取ります。
やっと新東名。着く頃には明るくなってそう。
— みけめろ@starnote* (@info_starnote) 2019年5月3日
このあとは新東名をぐんぐん進み、自宅に着いたのが朝8時。出発してから22時間30分後のことでした。波佐見に寄ってた時間もありますが、それでもここまでかかるとは思ってなかった。
もちろんツイートする気力もなく、爆睡してました。
GWの高速は余裕をもって
渋滞の中で自分に言い聞かせていたのは「とりあえず進んでるから一生高速道路で過ごすわけじゃない」ということでした。到着時間は気にせず、いつか着くだろう〜という気分でいた方が楽です。
それはつまり、ゴールデンウィーク期間中に余裕のないスケジュールで高速道路を運転してはいけないということです。時間の余裕は心の余裕と強くリンクしています。
遅れそうという焦りが事故を誘発するので、さらに周りに迷惑をかけるという悪循環に陥りがちです。だから、少しくらい遅れても大丈夫な日程を組むのが大切だなーと実感しました。