ドコモから発売されているAndroidタブレット「dtab d-01G」をカーナビとして使えるようにしようというこの企画。その2はdtabをはじめとして、購入したものを紹介したい。
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前回の記事〈その1〉はこちらからどうぞ。
dtabカーナビ化計画。〈その1:検討編〉 – starnote*
dtab d-01G
箱の中身はd-01G本体、クイックスタートガイド、保証書、スタンドだけというシンプルな構成。余計なものが一切入っていないこの感じ、僕は好きだ。
ちなみにこのd-01Gは中国のメーカーであるファーウェイ製。僕は以前中国・Lenovoから発売されていたWindowsタブレットmiix 2 8を所有していたことがあったのだが、本体の質感はお察しレベルだった。なんかペコペコするし。しかしこのd-01Gは中国メーカーとは思えないほどしっかりとしたアルミニウムの筐体で質感も高い。いい意味で期待を裏切られた印象だ。
裏面はこんな感じ。アルミニウムの質感は高い。上下の白い部分はプラスチックなのだが決して安っぽい素材ではなく、またアルミニウムとの境目に大きな段差もない。これ本当に中国メーカー?
A5用紙をスリムにしたような大きさ
横に並べているのはロディアのNo.16(A5サイズ)。公式スペックによると、d-01Gは 高さ約215 mm × 幅約121 mm × 厚さ約7.9 mm となっている。
iPad Air 2と並べるとこんな感じ。右のやつにAppleシール貼ったら騙される人いそうだなぁ。
端子やボタンの質感も良好
本体底面にはmicroUSB端子。
右側面にはスリープボタンと音量ボタン。
上面にはヘッドホンジャック。
そして裏面の左上には500万画素のカメラが備わる。でも正直に言ってこのカメラには期待しない方がいい。無いよりはましという程度だった。嫌いじゃないけどね、こういう割り切り方。
GPS搭載セルラーモデル
dtab d-01Gのアドバンテージは、LTE対応セルラーモデルでありかつGPSを搭載しているという点。ただしトンネル内などGPSの電波が受信できない環境では現在地の表示ができない可能性が高い。ここが埋め込み式のカーナビと比較して大きく劣る点の一つだ。(埋め込み式は車から車速信号の情報をもらってトンネル内でも現在地を推定できる。)
SIMスロットは本体裏面下部のカバーを開けたところにある。大きさはmicro SIMだ(ドコモではmini UIMカードと呼んでいる)。またmicroSDカードは32GBのmicroSDHCまで対応するようだ。それ以上の容量は保証対象外となるから注意しよう。
今回は9か月割引キャンペーンを行っていたときに契約したmineo DプランのSIMを使っている。nano SIMで契約してしまったためSIMアダプタを使ってmicro SIMサイズに変換した。
タブレット用車載ホルダー
サンワサプライの車載ホルダーを購入した。粘着性の吸盤でダッシュボードにしっかりと固定できる。
Anker PowerDrive 2
シガーソケットからUSB電源に変換するアダプタ。Ankerのものを購入した。PowerIQに対応しているのでデバイスに最適な電流が流れる。
Ugreen オーディオステレオケーブル
音声はタブレットのヘッドホンジャックからカーオーディオのAUX端子に入力する。片方がL型になっているものを購入した。
総額 ¥17,491
USBケーブルは今のところはあるもので代用する。これもL型のものを購入しようと考えているが、急速充電に対応していないものもあるらしく、どの商品がいいのか見極めている段階だ。
dtab d-01G | ¥12,670 |
タブレット用車載ホルダー | ¥2,972 |
Anker PowerDrive 2 | ¥1,199 |
Ugreen オーディオステレオケーブル | ¥650 |
総額 | ¥17,491 |
総額17,491円で買いそろえることができた。USBケーブルを追加しても20,000円以内に収まるだろう。
次回は実際に車載してみての使用感やナビアプリの使い勝手をレビューしたい。現在いろいろなナビアプリをチェックしている状況なので、少し時間がかかるかもしれないがご了承ください。今回は以上です。
2016年5月15日追記:続きを書きました。
starnote*
前回の記事はこちら。