ゴールデン・タイムラプス・ウィーク

今年のゴールデンウィークは、タイムラプス動画を作ることに熱中していました。熱中できることがあるって幸せです。

以前から、アクションカムを使って車載タイムラプスを作っていたことはありました。しかし、一眼と三脚を使って本格的なものを作るのは、今回が初めてです。

この記事では、制作した作品はもちろん、その撮影方法や反省・改善点までまとめて記したいと思います。

3本作りました

このゴールデンウィークで作ったのは3本。

  • 星のタイムラプス
  • 夜景へと変わっていく港のタイムラプス
  • 夕日のタイムラプス

まずは準備編として、使用した機材についてまとめます。作品だけ見たい方は、もくじからジャンプしてくださいね。


機材について

カメラは先日購入したソニー製「α7 III ズームレンズキット」です。今回の撮影にもキットレンズを使いました。

タイムラプス以外の作例については、以前の記事をご覧ください。

α7 IIIでめぐる、ながさきカメラさんぽ〈昼〉
α7 IIIでめぐる、ながさきカメラさんぽ〈夜〉

カメラ以外の機材はこんな感じです。僕は「タイムラプスキット」と呼んでいます。

あと三脚も必要。
あと三脚も必要。

左から、

  • カラビナをつけたポーチ
  • リモコン
  • モバイルバッテリー
  • 給電用USBケーブル(Type-A ⇆ Type-C)

です。長時間撮影しないならバッテリーとケーブルは必要ないかもしれません。

ポーチの中にリモコンとモバイルバッテリーを入れ、カラビナを使って三脚にぶら下げます。わかりにくくて恐縮ですが、現場では下のようにセッティングしています。

ポーチは別のものです。
ポーチは別のものです。

また、ストラップも束ねてポーチの中に入れれば、カメラが揺れなくていいかもしれません。

インターバル撮影を使います

タイムラプスを撮影するには、「インターバル撮影」という機能を使います。これまでのα7シリーズでは、追加のアプリをインストールすることで、この機能を有効にできました。

しかし、α9以降のモデル(記事執筆時点で「α9」「α7R III」「α7 III」)では、処理高速化のためにアプリ機能が削除されました。つまり、 「α9以降のカメラでは、単体でインターバル撮影ができない!」という由々しき事態に。

20万円超えのカメラなんだから、これくらい標準対応してもらいたいところですが、文句を言っても始まりません。

解決策はコイツです。

外部リモコン
外部リモコン

そう、外部リモコンです。僕が買ったのはこちらです。(タイマー付きのものを買ってくださいね)

このリモコンは単4電池2本で動きます。電池は付属していないので、僕はeneloopを入れました。

モバイルバッテリーから電源供給

15秒ごとに1枚撮影すると、1分で4枚、1時間で240枚になります。この写真を秒間24コマの動画にすると、240枚は10秒で流れてしまいます。つまり、30秒のタイムラプス動画を作ろうと思ったら、3時間(720枚)も撮影しなければなりません。

これだけの枚数を連続で撮影するときに、カメラ本体のバッテリーだけでは不安なので、僕はモバイルバッテリーを接続して常時給電しています。

ごく普通のモバイルバッテリー(10050 mAh)です。α7 IIIにはUSB Type-C端子があり、ここから給電しながら撮影できます。

上がUSB Type-C端子、下がMULTI端子(microUSB)。
上がUSB Type-C端子、下がMULTI端子(microUSB)。

カメラ左側にあるカバーを開けると、「USB Type-C端子」「MULTI端子(microUSB)」があります。

  • USB Type-C → モバイルバッテリー
  • MULTI(microUSB)→ リモコン

このように接続すれば準備完了です。

※ 給電はMULTI端子(microUSB)からも可能ですが、リモコンで塞がってしまうので、僕はType-C経由にしています。


〈その1〉星のタイムラプス

4月28日に撮影しました。

当日は満月に近くて月が明るく、ライトなしで作業ができるレベルでした。街中に住んでいると「月明かり」って全く意識しませんが、こんなにも明るいのかと驚きました。

10秒間露光で撮影したらこんなに明るくなりました。(※ 夜です)

F2.8 / ISO 800 / SS 10秒
F2.8 / ISO 800 / SS 10秒

これだけ明るいと、いくら人工的な明かりがない場所でも「満点の星空!」というわけにはいきません。月明かりに打ち勝つことのできる明るさの星しか見えないので、天体観測には全く向かない日ですね。でも練習だからいいんです。

それでも、撮影した場所には星空を見に来る人がたくさんいました。

月に背を向けて撮影しなければならなかったので、西の空を撮っています。下の方は海(東シナ海)で、ポツポツ見える明かりは船ですね。

3時間ほど撮影すると、だんだん月が動いて明るくなってきました。さらに霧まで出てきたので、撤収することに。

タイムラプス撮影中にツイートが増えるのは、ただ単に暇なだけです。Mac開いてブログでも書こうと思ってましたが、バックライトの影響で写真が明るくなるので、やめておきました。


〈その2〉港のタイムラプス

翌日の4月29日に2回目を撮影。

撮る予定ではありませんでしたが、客船が2隻も停泊していたので、急遽撮影することに。

17時前くらいから撮影を始めて、夕暮れを経て、夜景へと変わっていく様子を撮れればいいなーと思ってました。しかし、この日は空気が霞んでいて(黄砂かな?それともPM2.5?)、夕日が赤くならなかった。残念。

一方、夜景はバッチリ撮れました。ピントもピッタリですね。すばらしい。


〈その3〉夕日のタイムラプス

3回目は5月4日。

佐世保の「展海峰」という場所からの夕日を撮りました。先日記事にした場所です。

「展海峰」という最高の夕日スポットを、君は知っているだろうか?

これ、一枚一枚の写真のクオリティは全く問題ないのですが、動画にしたときに微妙な感じになってしまいました。

反省点として挙げられるのは、「直射日光を受けるので設定が難しい」という点です。

夕暮れ時のような明るさが刻一刻と変わっていくタイムラプスでは、絞り優先モードで撮影するといいらしいのです。が、直射日光がレンズにそのまま入ってくる影響で(?)、シャッタースピードが均一にならず、明るさの違う写真が量産されました。

そのことに撮影中に気づいてからは、マニュアルモードに切り替えたので大分マシになりました。RAW現像である程度は修正しましたが、なんだか微妙な動画になっちゃいましたね。

また、海から吹き付ける強風のせいでカメラが揺れ、水平線が動いてしまう動画になっています。これは三脚が貧弱なせいだと思います。まともな三脚買わないと!

この場所からの夕日は本当にきれいなので、もし佐世保に行く機会があれば、ぜひ訪れてみることを強くオススメしておきます!

「展海峰」という最高の夕日スポットを、君は知っているだろうか?

ちなみに、これらのツイートの写真はiPhone Xで撮影しました。ちょっときれいすぎませんか?


最後に

3つも作ると、なんとなくやり方がわかってきた気がします。今回の反省点と次回への改善点が見えたので、それを踏まえて次の動画を作ってみたいと思います。とりあえず次は、月明かりがない日に星空をリベンジしたいです。

もっとこうしたらいいよ!とかアドバイスをお持ちの方がいらっしゃったら、Twitterからリプライ飛ばしてもらえると嬉しいです。お問い合わせフォームからでも大歓迎。ぜひお待ちしています。

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