dtabカーナビ化計画。〈その1:検討編〉

僕は普段Mac・iPhone・iPadを使っている根っからのApple信者なのだが、別に他の勢力を敵視したりはしない。むしろできるだけ取り入れようと努力している方だと思う。一つの企業の思想に執着してしまうと考え方が凝り固まってしまうし、使う目的によって向き不向きがあるからね。使い分けた方がいい場合もある。

今回の目的は「車で使っていた古いポータブルナビを置き換える」こと。その目的を達成するにはAndroidタブレットの方がいいと考え(理由は後述)ドコモから発売されているdtab d-01Gの白ロムを購入しので、カーナビ化する過程を記録したい。

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 今回の経緯

cube with blue sky

僕の車は2009年式の日産キューブ(Z12型)。当時新車で購入して7年間ずっと乗ってきた。ダッシュボードには「2DIN」と呼ばれる大きさの穴が開いていて、そこにはメーカーオプションのオーディオが収まっている。契約した当時は地図は頭の中に入ってるしナビなんかいらない!と思っていたのだが、乗り出してから遠出などするとやっぱりナビは必要だという結論に達した。当時の自分を殴ってやりたい。

2009年当時はiPhone 3GSの時代。ナビをスマホで代用することはできなくはなかったが、全く使い物にならなかった、そんな時代だ。そこで僕はソニーから発売されていたポータブルナビ「nav-u」を購入し装着していた。しかし7年間も使っていると地図情報が古くなるからそろそろ買い換えたい。

今は2016年。当時は全く使い物にならなかったカーナビアプリもポータブルナビを凌駕する性能へと進化した。例えば「Yahoo! カーナビ」。無料で最新の地図と渋滞情報が利用できる。いい時代になったね。これを使わない手はないと思い、ポータブルナビを置き換えようと思い立った。

Yahoo!カーナビアプリ iPhone版/Android版(無料) – Yahoo!カーナビ
スマホで使える本格カーナビ、Yahoo!カーナビアプリ。地図もナビも自動更新。渋滞情報やスピード注意情報機能を搭載。

そもそもなぜAndroidタブレット?

「カーナビ」としての機能を求めると、デバイスの選択肢は以下のようになると思う。

  1. 埋め込み式2DINナビ(インダッシュも含む)
  2. ポータブルナビ
  3. スマホ/タブレットのカーナビアプリ

1. 埋め込み式2DINナビ

一般的に「カーナビ」と聞いて思い浮かべるのはこのタイプだと思うが、ダッシュボードに埋め込むためにそれなりの知識と技術が必要。自分でできない場合はディーラーやオートバックスなどでプロに作業を依頼することになるだろう。見た目はすっきりするけれど。

このタイプも検討したのだが、僕の車はメーカーオプションの純正オーディオが埋め込まれていてちょっと厄介だ。しかもバックカメラと連動するタイプのオーディオなので、これを汎用品に載せ替えるとなると相当面倒臭い。よって却下。

2. ポータブルナビ

ダッシュボードの上にポンと設置するだけ、電源はシガーソケットから、というお手軽ナビだ。素人でも簡単に設置できる。新しいポータブルナビに買い換えることも考えたが、あまり代わり映えしないので却下した。カーナビアプリの方が性能よさそう。

3. スマホ/タブレットのカーナビアプリ

一般的に埋め込み式の2DINナビには7インチの画面が備わっている。ということは7〜8インチのタブレットを使えばそれなりに使えるのではないだろうか。確かにダッシュボード上の過酷な環境ではポータブルナビの方が向いているかもしれないけれど、安いタブレットなら壊れても新しいものにすぐ入れ替えられる。

 

以上のようなことを総合的に考えると今回はAndroidタブレットをカーナビ化することが一番いいという結論に達した。その利点と欠点をまとめるとこうなる。

利点

  • (物にもよるが)安いので壊れても諦めがつく。
  • Taskerというアプリを使えばエンジン始動/停止に完全に連動できる。これがiPadではできない。
  • Yahoo!カーナビ、Googleマップなどアプリが選べる
  • 最新の地図を無料で使える。
  • Google Play Musicを利用すると自分の全音楽ライブラリにアクセスできる。

欠点

  • 暑さや寒さに弱い。
  • 埋め込み式と比べると見た目がすっきりしない。

こんな感じだろうか。 個人的には利点>欠点だと思う。

 

なぜdtab?

dtab d-01G

今回機種を選ぶにあたって重視したのが以下の3点。

  1. OSがAndroid → Taskerを使ってエンジン始動/停止と連動させるため。
  2. セルラーモデルであること → オンラインの地図や音楽にアクセスするため。
  3. 安い → 壊れたときの精神的なダメージを少なくするため。

カーナビとして使えればいいので、処理速度や画面の解像度は重視せず割り切った仕様の物を探すと、ドコモから発売されているdtab d-01Gの白ロムがいいのではないかという結論に至った。Amazonで13,000円ほど。セルラーモデルでこれはかなり安い。

 

続きは次回

ここまで〈その1:検討編〉としてdtab d-01Gを購入した経緯について書いてきた。確かにd-01Gはタブレットとしてはスペックの低い部類になると思うが、使い方を割り切ればコスパの高い端末になるような印象を受けた。僕は「カーナビ」として割り切っているが、YouTubeやNetflixなど「動画視聴専用機」として割り切っても満足のいくタブレットだと思う。次回はそのdtab d-01Gと他の購入品のレビュー、そのまた次の回でカーナビとしての使い勝手のレビュー、かな。今回は以上です。

 

追記:続きを書きました。

dtabカーナビ化計画。〈その2:dtabレビュー編〉 | starnote*
ドコモから発売されているAndroidタブレット「dtab d-01G」をカーナビとして使えるようにしようというこの企画。その2はdtabをはじめとして、購入したものを紹介したい。 前回の記事〈その1〉はこちらからどうぞ。 www.starrrrr.com dtab d-01G 箱の中身はd-01G本体、クイックスタートガイド、保証書、スタンドだけというシンプルな構成。余計なものが一切入っていないこの感じ、僕は好きだ。 ちなみにこのd-01Gは中国のメーカーであるファーウェイ製。僕は以前中国・Lenovoから発売されていたWindowsタブレットmiix 2 8を所有していたことがあったのだが、本体の質感はお察しレベルだった。なんかペコペコするし。しかしこのd-01Gは中国メーカーとは思えないほどしっかりとしたアルミニウムの筐体で質感も高い。いい意味で期待を裏切られた印象だ。 裏面はこんな感じ。アルミニウムの質感は高い。上下の白い部分はプラスチックなのだが決して安っぽい素材ではなく、またアルミニウムとの境目に大きな段差もない。これ本当に中国メーカー? A5用紙をスリムにしたような大きさ 横に並べているのはロディアのNo.16(A5サイズ)。公式スペックによると、d-01Gは 高さ約215 mm × 幅約121 mm × 厚さ約7.9 mm となっている。 iPad Air 2と並べるとこんな感じ。右のやつにAppleシール貼ったら騙される人いそうだなぁ。 端子やボタンの質感も良好 本体底面にはmicroUSB端子。 右側面にはスリープボタンと音量ボタン。 上面にはヘッドホンジャック。 そして裏面の左上には500万画素のカメラが備わる。でも正直に言ってこのカメラには期待しない方がいい。無いよりはましという程度だった。嫌いじゃないけどね、こういう割り切り方。 GPS搭載セルラーモデル dtab d-01Gのアドバンテージは、LTE対応セルラーモデルでありかつGPSを搭載しているという点。ただしトンネル内などGPSの電波が受信できない環境では現在地の表示ができない可能性が高い。ここが埋め込み式のカーナビと比較して大きく劣る点の一つだ。(埋め込み式は車から車速信号の情報をもらってトンネル内でも現在地を推定できる。)
dtabカーナビ化計画。〈その3:設定編〉 | starnote*
ドコモから発売されている「dtab d-01G」を車載してカーナビ化してみようという企画の3回目。今回はdtabをカーナビとして使うための設定方法について解説したい。 以前の記事はこちらからどうぞ。1回目はなぜdtabなのかということについて書いた。 2回目はdtab本体や車載スタンドなど購入品のレビューをした。 まずは必要なアプリをダウンロード 僕はdtabを現在地周辺の地図の表示と音楽の再生に使おうと思っている。それぞれ使うアプリは以下の通りだ。 地図の表示 → Yahoo! カーナビ Yahoo!カーナビ – 無料で使える本格カーナビアプリ 開発元:Yahoo Japan Corp. 無料 posted with アプリーチ 無料で高品質なカーナビアプリだ。その名の通りYahoo! Japanが提供していて、Yahoo!アカウントでログインすると渋滞状況も表示させることができる。個人的には他の地図アプリよりも運転中にチラ見で地図が見やすいと感じた。 音楽の再生 → Google Playミュージック Google Playミュージック 開発元:Google, Inc. 無料 posted with アプリーチ このアプリを使うとGoogleのサーバーにアップロードした手持ちの音楽をストリーミング再生することができる。僕はdtabを常に車載しておきたい(家に持って帰りたくない)のでPCに繋がなくても音楽の同期ができるこのアプリを選んだ。 Taskerでエンジン始動/停止と連動させる dtabをカーナビ化するに当たって肝となる作業だ。Google PlayストアでTaskerというアプリを購入しよう。このアプリはエンジンの始動/停止とdtabのスリープ解除/スリープを連動させるために使う。有料アプリだがこれがないと始まらない。 Tasker 開発元:Crafty Apps EU ¥399 posted with アプリーチ 僕はこんな感じで設定している。Taskerを使うとこの一連の動作をすべて自動化させることが可能なので、普通のカーナビと同じように使えるのだ。 【エンジン始動時】 エンジン始動(USB給電開始)→
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